2021年6月12日土曜日

風のような友達

道端の紫陽花を見る度に

1本拝借してお家に飾ってもいいよね

っていうよこしまな気持ちと戦いながら

あぁ〜綺麗ね、ここで咲いてるからだよね

持って帰ったらダメだよねっていう気持ちと

葛藤している梅雨の季節になりました。

花泥棒と呼ばれる日も近いっす。





今の季節、過ごしやすくて結構好き。

シャツ好きとしてはタンクトップにシャツ着て

まるでジェーン・バーキンのようなスタイルで乗り切ってる。








こんなかっこいい大人になれたらいいよね。

一応大人なんだけど、基本初対面の失礼な大人には舐められるので

舐め返す勢いで失言を連発し喧嘩になる。

言わないでおく優しさってどうやったら身に付くのかしら。

喧嘩売られたら笑いながら喧嘩買っちゃうタイプは

できるだけそっとしてて欲しいなと思ってしまう。

ジェーンも売られた喧嘩は買う人であって欲しい。





かっこいい大人繋がりで思い出すのは

昔バーで働いていた時に友達になった97歳のおじいちゃん。

一緒にセルリアンタワーの最上階のバーで飲みまくったり、

ファッションやるなら109も見ておけということで

二人で109を徘徊したり、

写真の授業の被写体になってもらったり(上半身裸w)、

たくさん本を貸してくれたり

(3年借りて返さなかったら返せと記憶力凄過ぎ)と、

目上の先輩というより普通の友達だった。

90歳過ぎてるのに毎日5本ほど経済のブログをあげてて

なんか歳とか関係ないんだな〜って一緒にいると考えさせられた。





生き急いでるという言葉が似合う人で

めちゃくちゃ早歩きだったし、考え方も若く、

会話をしてて嫌だなって思うことはなかった。

質問のクオリティが高過ぎて一緒にいると疲れるけど

バイバイした後は気づきの雨嵐でいいやつだな〜ってなる。





コロナで1年くらい会ってなかった。

先日、兄から朝連絡が来て、

新聞の訃報欄におじいちゃんの名前が載っていた。

死んでも死なない人種だと思ってたから朝からすごく落ちたけど

97歳だから大往生よね。

バーで忌野清志郎の君が代を聴きながら踊り狂ってたらしいんだけど

今頃天国で一人で踊ってそうで、

想っただけで涙と笑いが止まらない。

最後まで蛇みたいに脱皮して生きていた。

常に新しく生きていくために、考えを新陳代謝させて

考えることをやめず、thinking liveしてたよ。

一緒に飲んでも先に帰る、風のような友達だった。

借りた本、借りパクしておけば良かった。




















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深爪

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