2021年11月30日火曜日

DEAR:GREAT HOLIDAY

先日久しぶりに絶望の朝を迎えた。


友人と3時間音楽漬けで普通に飲んでいたら


楽し過ぎて調子に乗ってしまい


(おばあちゃんの遺言が調子に乗るなと言われたのを思い出す)


どうやって家に帰ったかも分からず、


朝起きたら、生まれたての状態で毛布に包まっていた。


頭が酷く重く、もう自分に優しくしてくれるのは


バファリンだけだわと思い水で流し込み、そのままシャワーを浴びた。


窓から強めの朝日が差し込み、水しぶきで虹を演出してくれた。


私はこの瞬間がとても好きだ。


最悪の体調の中に垣間見えるご褒美のような光景。


(他にも最悪の状況は揃っているけどここで言えないので割愛)


これが見たくて絶望の朝を迎えたがっているのかもしれない。


こんなになるまで飲んだのは祝ってくれる人がいたから。


そう、この絶望の朝を迎えた日に私は歳を一つ重ね


辛い思いをしながらアトリエに向かったのでした。




朝起きた時の顔はこんな感じ。




この話を母親にしたらすごく笑ってくれた。


怒らずに笑ってくれるなんて存在として最高っす。


こんなヒッピーな人生を送らせてくれて感謝しかない。








最近はめっきり寒くなった。


天気の話するといきなりよそよそしくなるのはなんでだろう。


大陸から吹いてくる風は冷たく、


毎年今持っているものだけで冬が越せるのか心配になる。


そう、もう12月だ。


年末になると良いこともあるけども悪いことも起こる。


自分より強い相手や権力に戦うこともある。


そういう時に人は長い物には巻かれろという。


自然に生きると自分より強いものに従って生きることが


楽だったり、面倒くさくないのは分かってるけど


実際どうでもいいし、そんな長い物には巻かれるより


巻いた方がいいでしょ。


そう、、、人は長いものが好きなようだ。







ということでKOTONAのオンラインショップでは、


【DEAR:GREAT HOLIDAY 】と題しまして、


今の季節に最適なマフラーを販売致します。


優しい肌触りで軽いキッドモヘアのマフラーを3色展開ご用意致しました。



大切な方へのギフトやご自身へのご褒美としてお勧めのアイテムです。

















12月1日(水)12:00〜



Color : Beige / White / Black


Price  :   13,200 yen ( tax in ) 


Size   :    220cm  ×  8cm



WEB SHOP




https://kotona.official.ec/













詳細はオンライショップにて。


サンプルを作って巻いて見たら想像以上に


温かく軽かったのと、差し色としてのアイテムに丁度良かった。


誰かに贈りたいけど自分にも欲しい。


勝手にお揃いにしてしまっても。。


と色々妄想してしまう商品です。


皆様のホリデーが少しでも温かく楽しい時間になりますように。












2021年11月17日水曜日

星空のリボン

アトリエの暖房がたまに勝手につく。

タイマーをかけてる訳でもないし

誰かがつけてくれている訳でもない。

寒そうな私を見かねて暖房さんが優しさを出してきたのか

普通にポンのコツになったのか。

優しい人を見つけたら暖房ってあだ名つけそうっす。









今年も11月17日のあいつの日になった。

毎年この日になると胸がぎゅっとなる。

少なくとも過去6年間はこの日は晴れだ。

というくらい空を意識しない訳にはいかない。

仏教でもキリスト教でもないけどこの日ばかりは

神様仏様に晴れにしてくれて有難うと思う。

単純に11月って降水確率低めだからお礼を言うまでもないけど

お礼を言う理由が欲しいだけかもしれない。











去年の今頃はミュージックバーで一人泣いていた。

駆け込むように入り、ギネスをパイントで頼み、

届くまでの間、煙草に火をつけて1杯目は何も喋らず

というか喋れない状態が続く。

魂が少し遅れて、到着するのを待っている感じだ。

その時間に耳に入る曲ってすごくもどかしい。

一方で音楽と他の客の会話が

自分の存在を誤魔化してくれるようで有難く、

そんな時間を一人楽しいんでいたりした。






今日はメルカリで落としたStevie Wonder'sの

ミュージックエイリアムのレコードが朝届いていた。

このアルバムのRibbon in the skyがたまらなく好き。

赤い糸という意味の恋人との曲なんだけど、

今年はあいつにこれを送る。












証明






2021年11月3日水曜日

条件

B'zを好きな男性と付き合ったことがないんですが

皆様はございますでしょうか?

最近なんとなく観ていた音楽番組でB'z特集があって

ボッーと観ていたら当たり前だけど今まで興味がなかったせいか

何やらちょっと面白くなってきて、どっちかというと

もっと知ると好きになりそうで怖くて観るのをやめた。

どうやらB'z好きの男性はロマンチックボーイな傾向なのか、

なんか歌詞を読んだら眩しすぎて

ギターの松本さんみたいにサングラスしながらじゃないと

眩しすぎて、暗闇族としてはもうお腹いっぱいですわ。








休みの日にアトリエに行くとケーキ屋に寄っている。

夫婦で経営していて、どのケーキもこだわりを感じるし

有名ではないけどとても美味しく気に入っている。

私のおすすめはシトロンタルト。

多分レジの奥さんからはこいつシトロンしか買わないなって

思われてるくらい結構買っている。

しかも休日なので自分だけのために1個しか買わないから、

こいつ一緒に食べる人いないんじゃないか、

ケーキ屋で1個しか買わないケチなやつがいるな、

しかもおまけのお菓子ももらってくれないしな。

みたいな色々な妄想がありながらもフルシカトで

(恥ずかしいから無愛想に)通い続けて1年。





今日もシトロンタルトを買いに行った。

会計が終わり、奥さんが「実は、、」

と言いながら手紙を渡された。

「年内で長野に移転することにしまして、、

勝手ながらうちのケーキにご好意を持って頂いておりましたと

感じていたので、手紙を書きました」と。

いつもすごい丁寧に接客をしてくれていて

少し過剰すぎるから倦厭していたけど

おいおい、待ってちょうだいよ。

少し会話をして、アトリエに戻りコーヒーを沸かしながら

その手紙を開いた。





夫婦だけで運営できる規模での、納得のいく仕事がしたい

と志して、この地にで頑張ってきたけど、

街の表情が変わり、人が変わり、自分たちの方向性と

変わってきたとの内容だった。

新しい土地での挑戦や、お店を閉めるまでに

買う人のためケーキのスケジュールも書いてあった。

その手紙の内容はとても真摯で、

正直ここまでするかと感動した。

たった一個しか買わない無愛想な客なのに

ケーキを食べて目頭と胸が熱くなった。








人は自分の条件で、好きか嫌いかをジャッジする。

好きとか嫌いの感情はベクトルは違えど同じ熱量なので

ほぼ同じことだと思っている。

人を好きになることはまるで条件と付き合うことのようだ。

問題はいつだって好き嫌いの感情の外で起こる。

まるでB'zを聴いてる男性を好きになってしまうように

愛って面倒くさいし、意味わからないし

どうでもいいけど、世界が広がることらしい。








今日は寝る前にイチブトゼンブ聴いて寝よう。






WEB SHOP




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Feeling good

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