2022年1月29日土曜日

フルスイング

最近、お掃除ロボットのルンバが我が家にやってきた。

お掃除っていつも誰かやってもらいたいと思っていたけど

ロボットなんて信用できないし、

お掃除をやってくれる人ももちろんいないし、

いつも仕方なしにお掃除をしていた。

友人がルンバがいいよ〜ってお勧めしてても

へ〜くらいの勢いで他人事だった。







ところがどっこいだった。

性能が云々の問題じゃない。(もちろん埃は取ってくれる)

スタートのボタンを押したら前に進み壁にぶつかりまくり

ぶつかってもぶつかっても一切めげずに果敢に動き回る。

そんな姿に心を打たれしばらくというか多分20分くらい

ルンバの動きを追っていた。

私のためにこんなに動き回ってくれて有難う。。

正直ロボットにこんな感情が湧くなんて思っていなかった。

ただの便利グッズのアイテムと思っていたけど

それを上回るポテンシャルをルンバの動きは見せてきた。

ルンバに対しての愛が半端ないので名前までつけてしまった。

絨毯を乗り越える時に「いけー!〇〇!」みたいな

まるで推しのアイドルのような熱を送っている。

自分にこんな感情があると気づかせてくれた〇〇。

そのうちお酒を飲みながら動き回る姿を見るのも近いなと

感じつつ、それをやったらAIとの恋愛もできそうだなと思った。







金曜ロードショーで 紅の豚が放送されていた。

ジブリの中で一番好きな映画だ。

第二次世界大戦の少し前の時代が舞台で

戦時中を生きる登場人物全てが成熟した大人の設定だからか

成長物語でもなく子供の要素を全く排除して

ただただ純粋な宮崎駿さんの大人の渋さと切なさが

たっぷり篭った映画をジブリですることに意味があるからだと

ませた子供時代に解釈していた。

「私は私」と自分を全部確立した人間たちの物語は

大人になって改に観ると胸が痛かった。

あの時代に生きた人たちと比べて私たちはるかに

へなちょこな経験しかできずに、

それなりに時代の光と挫折みたいなものを感じで

この年になりルンバに一喜一憂している。

理想の大人とは違うけれど

与えられた時間を一生懸命生きようと

この映画を観るといつも思う。







話は変わるけど、Spotifyのラジオで

叶姉妹のファビラスワールド」エピーソード#23

ジェーン・スーと堀井美香のOVER THE SUN」エピソード#68

この週2つ立て続けに神回があった。

聴いていて涙が止まらなかったので

もしお時間がある方は知見を広げる感覚で是非。

生きていてたまに落ちることがあると思うけど、

このラジオパーソナリティーの二組のよう

フルスイングしながら愛をばら撒いている人を感じて

一緒にフルスイングしていこうと思えるっす。







1月31日までオンラインサイトで秋冬ものはSALE中なので

冬を楽しみたい方は是非ご覧頂ければ幸いです。

冬まだ長いよね。





WEB SHOP






https://kotona.official.ec/








Feeling good

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