2021年10月11日月曜日

配られたカード

 最近週1くらいで大富豪をしてる。

場所を提供してくれる友人宅では

ある日は皮から作ってくれるタコスでもてなされ、

ある日は手の込んだスパイシーなカレーでもてなされ、

だらだら飲みながら家主たちよりも寛いでいる。

縛りいっぱいのルールの中、

いかにカッコよく上がれるかを考えている。

一番を狙っているんじゃない。

美しくて気持ちのいい上がりを目指してる。





タコスの皮はこう作るっす






縛りというルール(魔法カードとも呼ぶんでしょうか)

はある方が面白い。

制約があることで制約を利用して楽しめるから。

性格の悪い私は強いカードで綺麗に勝つよりも

弱いカードで、相手を追い込んで(いつもすんません)

勝つと拳を握りしめてガッツポーズする。

ガッツポーズって普段の生活で中々しないじゃないですか。

記憶に残ってるガッツポーズといえば、

知らない人に○○万円振り込んでしまって、

色んな手続きをして(半諦めつつ)、

忘れた頃の3ヶ月後くらいにふと戻ってきた時に

拳を後ろから溜めまくってガッツポーズしたくらいだ。

むしろ大富豪はガッツポーズがしたいから

やっていると言っても過言ではない。






さっき、友人のpodcastの収録に笑屋として参加してきた。

ファッションをテーマにしていて、

今回は映画が公開されているマルジェラについてだ。

2時間半くらいの収録中、

がっつりトークに参加した。(もうほぼ乱入だよね)

マルジェラどうこうは後日podcast聴いてみて下さい。

会話の中でのキーワードで「コンセプト」がある。

パリのマルジェラのお店で友人が店員に向かって

マルジェラって何ですか?みたいな質問をしたら店員が

「マルジェラはコンセプトです」

と言われたと。笑






コンセプトって何だよ〜ってお方がいたら調べてみてね。

簡単にいうと概念やベースとする考えといった感じかしら。

まぁマルジェラって本当そういった意味でガチガチの

コンセプト縛りがいっぱいある。

しかしそれだけじゃないよね〜みたいな話で盛り上がる訳ですが、

何かを作る上である程度のコンセプトは必要だと思っている。

何もないというのがコンセプトでもいい。

それがどんなコンセプトでもそれを応用してやるしかない。






ファッションブランドってたくさんある。

色んなコンセプトを持って提案している訳で、

今はそのコンセプトが着てくれる人と離れ過ぎるとよくない傾向だ。

どちらかというと、共感や親近感といった近いものがある方が

受け入れる方としてはいいのかもしれない。

作り手はただ作るだけの時代から

方やアイドルのように、方やアーティストのようになってて、

物書きのように淡々と書くだけでは響かなくなる世の中みたい。











みんなとお別れした後にスヌーピーの名言を思い出す。


ルーシー:

「時々、私はどうしてあなたが犬なんかでいられるのか不思議に思うわ。」

スヌーピー:

「配られたカードで勝負するしかないのさ、、

それがどういう意味であれ。」











秋の風が沁みるっす。















深爪

椎名林檎や宇多田ひかるを聴いていると 女性解放と言わずもがな人間解放的な 本当に自由に生きていいと背中を押され 生き物として自由の根幹の大切さをひしひと感じる暑い夏、 皆様お元気でお過ごしでしょうか。 私事なんですが個人的に爪の白い部分が苦手で お仕事的にも料理をする衛生的にも...