2020年6月15日月曜日

心のトカレフ



最近は「怒り」という言葉を考えさせられる。
個人的にはあんまり怒れないタイプ。
自分にとって嫌な事をされたら
その人が自分を大切にしてないのが分かってしまって
どちらかというと悲しくなる。
あと基本いつでも気分を良い状態にしたいので
嫌な事されてもスルーしてしまう。




自分のことでは怒れないけど、
他人のことなら簡単に怒りの沸点は頂点になれる。
喧嘩も簡単にできる。
それは対、人となら喧嘩できるけど
今世界で起こってる怒りは人じゃなくて思想に対してなのか。




思想って結構やっかいなキーワードだよね。
この間、知らない人の子どもの教育論を勝手に話されたとき
子育てって親の考えがあるからどうぞお好きに〜
と思いながら適当に聞いてたけど
子どもに選択肢を与えるために無理して高い学費の学校行かせたりと
何だかしっくりこなくて聞いてました。
どうやら親の見栄やコンプレックスの投影じゃないかと
感じてしまった訳です。
というのも私も小さい頃毎日のように習い事をしてて、
習字、そろばん、ピアノ、水泳、日本舞踊、英会話など、、
こんなに習って何一つ身に付いてない奇跡。
ただ日本舞踊だけは踊ったらお小遣いがもらえたので
働く感覚で踊り狂ってたw
(唯一残ったのは小梅大夫そっくりの着物写真のみ。)





習うより、興味持った事にむしゃぶりつくくらい
情熱ないと何も身に付かないなと思う。
小さい頃にそんな夢中になれることに出会えたらラッキー。
大人になっても夢中になれるものに出会えない人いるから
気長に子どもと向き合ってちょうだいよと思ってしまった。
私の親は27歳まで待ってくれてサンキューの塊。






今日は東京都知事選だった。
緑のたぬきさんが当選してしまい辛い。
若者の投票率が低いとのことでいつも以上に皆SNSで呼びかけてた。
そんな中、選挙行き出したのっていつかなと思い返すと
たぶん納税してからだった気がする。
(遅くてごめんなさい)
納税して初めて社会と繋がってるんだと思って
自分の住んでる場所、生きている社会について知ろうとした。
大学生の頃とか選挙行った?みたいな話しなかったし、
誰が当選しても同じとか超なめてた。




仕事するとそんなことないなと考えが変わった。
それは社長や上司によって方向性ががらんと変わるから。
就職で会社選ぶみたいに都知事だって選べる。
自分の住んでいる地域の社長選べる感覚。
裏を返せば住んでる地域に興味なかったら行かないか。
たぶん若い人が行かない理由はめんどくさいとか
誰に投票していいか分からないのが問題より、
住んでる世界に興味がないことが根本的な問題だと思っている。




生きてる世界に興味もつためには
やっぱり社会との繋がりを感じることが一番早い。
たぶん感じるときって「怒り」だと思う。
災害がおこった時の対策、制度で理不尽な思いをした時、
政治家が税金を無駄にした時とか。
そういう怒りから沸き上がる社会を良くしたいって思いは
大人になるにつれて感じるはず。





個人と社会。
生きることは他者を傷つけ、他者に傷つけられるということ。
知恵熱みたいなコロナを通して生きることをもっと考えて
心のトカレフを打ちまくりたいっす。




ピンクのシャツを着てたらYMOを意識した?
とあるスタッフに言われ惚れそうになった7月のスタート。
明日の皆さんが素敵な夏を送られますように。









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2020年6月11日木曜日

沼の世界

とあるお姉さんが2020年は星的に超ヤバいらしいよ
っと言ってるのを小耳にし、まだ前半なんだけど〜
と思いながら毎日粛々と過ごしている。




友達になる瞬間ってあるよね。
あれって何なのかな。
頭の中で友達を思い浮かべてみる。
しょうもない事を言っても何それ?w
みたいな感じで受け入れてくれる友人達が現れる。
よく分からない置物を見せたり
毎日の餃子生活を披露してたり
知性のない下世話な話をしたりと、
つまり「素」が出せるかどうかなだと思う。





そういう「素」というのを「個性」と言い換えると、
個性を失わず、隠さず、受け止めて、伸ばせたら
仲は自然と良くなるはず。
あと強いて言うなら仲が良いのレベルの差は
恥ずかしいことをしても受け入れてくれるかどうかだと思う
私は場合、恥ずかしいことをナチュラルにしてしまうので
素を隠せる人に憧れを抱いてしまいがち。
(後の祭りという言葉が大好き)




いまを生きるという大好きな映画の言葉が頭をよぎる。
「あなたにはほんの少し、変わったとろころがある。
だけどそれを失ってはいけない。」という名言。
俳優のロビン・ウィリアムズも最高なのよ。
絶望のタームに入ったらとりあえずこれを観て自分を肯定して、
バスタオルが絞れるくらい泣いてちょうだい。






※オーマイキャプテン〜マイキャプテン!と叫ぶシーン



そして友人の仲でも指折りのクレイジーガールから
レコードプレイヤーやアンプやスピーカーをついに譲り受けた。
配線の接続に3時間かかって、
私女の子なんだって自覚。。
レコード持ってなかったので近所のレコード屋さんで
人生初ディグりを体験した。




レコードって正方形で、
世の中そんな正方形のビジュアルなんてないから
何かすごくかっこよく見えちゃう。
(インスタはレコードのオマージュだと思ってる)
テンションを上げたいのでデイビッドボーイのLet's danceを購入。
家に戻り、針を落とすと針圧が調整できておらず
全然音が良くない。




ねぇねぇ針圧の調整、学校じゃ教えて貰ってないよ。
ということでYoutubeで針圧調整の動画で勉強する。
調整して針を落として音楽が流れた時、
もうね、めちゃくちゃ感動した。。
ここ最近で一番感動したといっても過言じゃない。
大人になってこんな出会いできたのもポイントかも。
しばらく色々いじってみて楽しくてあっという間に朝になってた。





ということでいつも行ってるレコードバーのスタッフに
この事を伝えると色々教えてくれたり、
レコード貸してくれたりと優しさがすごい。
楽しい要素しかないのに一番のハードルはレコードって
意外に高いということ。
いいな〜って思ったアーティストのレコード調べたら
ヤフオクで18,000円とかしか売られておらず
ハードル高い〜と思うのと同時に
Youtubeとかサブスクすごいな〜って感じる。
好きなブランドの買えなかった服を古着屋やネットで
漁る感じだと思って下さいな。
(趣味はヤフオクとメルカリのパトロールです)




スタッフに「レコードは沼の世界だからね。」
と言ってたのが頭から離れない夜、
Union行ったら右も左もおじさんしかいなかった。
おじさんという沼の世界は奥深し。







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Feeling good

ラフォーレ前の交差点で帽子から靴まで 全身ピンクの装いをした 金髪のギャルおばさんが ラジオ型のスピーカーを右肩に背負いながら 優里のドライフラワーの曲に合わせて全力で歌い 練り歩いてた横を通った時に、 あぁ東京に出てきて良かったなと 心が軽くなる のは私だけでしょうか。 東京の...