死にたくなるような出来事がありましたが
まだ全然生きてるところをみるとそんな大したことなかったんだなと思い、
それはそれで少し悲しくもありますが目の前のことをこなしていくうちに
その出来事は風だったんだなと感じる気持ちの良い秋がやってまいりました。
秋の風はいいですね。
もう金木犀の芳香剤のような香りが終わったかと思えば
銀杏の生々しい香りがこれでもかと攻撃してきて、
焼き芋屋さんの香りの誘惑が押しかけてくる。
風のように過ぎ去る日々の中で香りが記憶を引き出してくるので
良いことも悪いことも全て風っす。
そして10月の記憶がありません。
というのもちょっと喉の手術をして入院してたり
やる気スイッチのボタンが壊れてしまってずっと散歩してたり
冒頭でも書いたよく分からない出来事があったからです。笑
術後ご飯が食べれなくなることをいいことにめっちゃ食い溜めを
していたのですが、食事がうまくできない期間が続いたのにも関わらず
喉が治ったら痩せも太りもせず全く変わらなかったっす。
そんな都合の良い体ではなかったようなので最近ハマっている
プールに行ってイカのように浮かぶことをして体を絞ることに勤めてます。
すっかり肌寒くなってきたので秋冬のお勧めアイテムをご紹介させてください。
カーディガンがあまり好きな方ではない私が
ローゲージのカーディガンを作りました。
なぜ好きじゃないかというと、カーディガンというアイテムが
OL感があったり、コンサバ感があったり、
便利過ぎるアイテムといった理由からなんです。どういうこっちゃ。
似たようにカーディガン嫌いの方も多いのじゃないでしょうか。
今シーズンはウールの太番手原毛を甘く撚られただけの
スラブロービング糸と細番手のモヘア糸を混ぜて編み立てました。
糸の太さ・形が不規則なので編み地に表情があって、
もちっとしたボリューム感もがあります。
あとローゲージというとどうしても重量が重く着疲れしてしまいがち。
その点今回は甘く編みたて、コンパクトなサイズ感にしたので
見た目よりとても軽く何より温かいアイテムです。
袖丈は長めに作っているので折り返して着て下さいね。
あと裏の編み地も素敵だったのでリバーシブルに着れるよう
敢えてボタンをなくしてステッチを効かせました。
もう少し寒くなるといっぱい活躍してくれることを願ってます。
暖冬なのかアウター類が動いてないと耳にしたんですが、
オンラインショップではショートコートとロングコートが残り1点ずつ。
オリジナルで作ってもらったシェットランドモッサー生地は
メランジ特有の色の複雑さが上品な印象があるのと、
空気を含ませたような弾力とコシがある風合いが伝わりますでしょうか。。
もう優しく温かく包み込んでくれるのはニットとアウターだけです。
なんていうとおバカみたいなので心の声と思って風のように流してください。
もっとアウターのことを伝えたいなと思ったのですが、次回にのブログで。
年末のブルーノートで開催されるジョンメイヤーのライブ、
チケット代が面白い値段するのですが、
別に予定もないので買おうとしてます。
価格的にバブリーなおじさんとその付き合いで来ている若い女の子という
観客を想像しますが、私はちゃんと自分で買うことをここで誓います。
ブルーノートの美味しいポテトフライとビールとジョンメイヤー。
あの箱でジョンメイヤーのギターを聴くことを想像して
年末まで頑張って生きたいと思う所存です。
皆様、自分のご機嫌は自分しか取れないのでアゲアゲで生きてきましょう。