2017年12月13日水曜日

マラケシュへ

パリで大好きな友人と会う。
彼はとってもハートフルでチャーミングだから
会うと心から安心する。
学生時代からの旅仲間だけど、
今回は仕事があって行けず
これが大人になるということなんだと感じる。


彼の友人と共にマレ地区へ食事に。
友人2人とも初めましてのはずが共通の知人がいた。
彼と同様チャーミング過ぎる2人と
おしゃべりが止まらずワインが進んだ。
外国で偶然会えた人のお別れって
なんでこんなに名残惜しいのか。





そして一人モロッコのマラケシュへ。
着いたら極寒と豪雨。
夏のモロッコあんなに暑かったのに。。
市内までのタクシーを見つようと
タクシー乗り場に向かう。
とりあえず運転手が10人くらい集まって荷物の引っ張り合い。
私のために争いはやめてくれなどと言う暇はなく、
一人のおじさん運転手が俺が救うばりの優しさを見せたの
その人について行く事に。


ホテルまでの細い道には入れないからと手前で降ろされた。
因にこんな道で夜は真っ暗。




異国+豪雨+夜っていうのは
もう果てしなくこの世の終わり感がしたよ。
若かったら泣いてたな。
一日目は疲れていたから死ぬ程ぐっすり寝た。




朝起きて晴れたのでフナ広場とメディナを徘徊。
木漏れ日とおじさんの勧誘で溢れるスークで
何かないかなと思いながらさまよう。




同じような物があるから買う気がなくなると
初めは思ったけど、
実はお店ごとで微妙なオリジナリティがあって、
欲しいと思ったものはそこで買わないと他ではない。


ホテルの部屋にスリッパがなかったから
バブーシュを買おうとしたら無駄な拘りがでて
好みの物を買うまで3時間スーク内をさまよった。
段々目が肥えてきて
いいバブーシュを手に入れて満足。







宮殿に行く途中の腕組み老婆達。
ターコイズブルーっていいな。





アルガンオイルを擦っているところ。
ローストしたアルガンを食べさせられて
不味すぎてお口が終った。






クトゥビーヤ・モスクの
夕日が綺麗過ぎて泣けた。



デートの感覚を

美術館や博物館を観て美意識を高めること、 美しい音楽を聴いて感情を揺さぶること、 美味しい食事をして満たされること、 好奇心を駆り立てる旅をしたような読書をすること、 私にとっては全部同じだ。 パリで友人とポテトを食べながらアペロールをしている際に 人生で何を大切に...