2021年11月3日水曜日

条件

B'zを好きな男性と付き合ったことがないんですが

皆様はございますでしょうか?

最近なんとなく観ていた音楽番組でB'z特集があって

ボッーと観ていたら当たり前だけど今まで興味がなかったせいか

何やらちょっと面白くなってきて、どっちかというと

もっと知ると好きになりそうで怖くて観るのをやめた。

どうやらB'z好きの男性はロマンチックボーイな傾向なのか、

なんか歌詞を読んだら眩しすぎて

ギターの松本さんみたいにサングラスしながらじゃないと

眩しすぎて、暗闇族としてはもうお腹いっぱいですわ。








休みの日にアトリエに行くとケーキ屋に寄っている。

夫婦で経営していて、どのケーキもこだわりを感じるし

有名ではないけどとても美味しく気に入っている。

私のおすすめはシトロンタルト。

多分レジの奥さんからはこいつシトロンしか買わないなって

思われてるくらい結構買っている。

しかも休日なので自分だけのために1個しか買わないから、

こいつ一緒に食べる人いないんじゃないか、

ケーキ屋で1個しか買わないケチなやつがいるな、

しかもおまけのお菓子ももらってくれないしな。

みたいな色々な妄想がありながらもフルシカトで

(恥ずかしいから無愛想に)通い続けて1年。





今日もシトロンタルトを買いに行った。

会計が終わり、奥さんが「実は、、」

と言いながら手紙を渡された。

「年内で長野に移転することにしまして、、

勝手ながらうちのケーキにご好意を持って頂いておりましたと

感じていたので、手紙を書きました」と。

いつもすごい丁寧に接客をしてくれていて

少し過剰すぎるから倦厭していたけど

おいおい、待ってちょうだいよ。

少し会話をして、アトリエに戻りコーヒーを沸かしながら

その手紙を開いた。





夫婦だけで運営できる規模での、納得のいく仕事がしたい

と志して、この地にで頑張ってきたけど、

街の表情が変わり、人が変わり、自分たちの方向性と

変わってきたとの内容だった。

新しい土地での挑戦や、お店を閉めるまでに

買う人のためケーキのスケジュールも書いてあった。

その手紙の内容はとても真摯で、

正直ここまでするかと感動した。

たった一個しか買わない無愛想な客なのに

ケーキを食べて目頭と胸が熱くなった。








人は自分の条件で、好きか嫌いかをジャッジする。

好きとか嫌いの感情はベクトルは違えど同じ熱量なので

ほぼ同じことだと思っている。

人を好きになることはまるで条件と付き合うことのようだ。

問題はいつだって好き嫌いの感情の外で起こる。

まるでB'zを聴いてる男性を好きになってしまうように

愛って面倒くさいし、意味わからないし

どうでもいいけど、世界が広がることらしい。








今日は寝る前にイチブトゼンブ聴いて寝よう。






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https://kotona.official.ec/





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