誰にも邪魔されない綺麗な満月を見ると、
その時思い浮かんだ人に「満月だよ」と送ってみる。
逆にされたらスルーでしかない内容だが、まぁ送ってみる。
つまらない話を平気でする人間が苦手なのに
自分もつなまらい内容を送ってしまってなんだかなと思うが、
私はもちろんつまらないと気づいてるからスルーされてもしょうがないし、
つまらないことを分かってくれる人間にしか送れない。
というこうと私から「満月だよ」と送られてきた人は
少なくとも信頼していると思って欲しい。
たまに返信で綺麗だねとか来たら、自分から振ったのに逆にスルーする。
自分勝手だけど、満月の夜くらいは許して欲しいなと思う今日この頃、
皆様如何お過ごしでしょうか?
クリスマスといったらこの料理本
先日、友人と朝待ち合わせをした際に10時半だと思っていたら
10時の待ち合わせで (頭の中で勝手に10時半にしてしまっていた)
30分遅刻してしまった。
約束は信頼の証と教わったので、
できるだけ遅刻はしないで生きようとしているが普通にしてしまった。
その友人とは初めての待ち合わせで、怒ってるかな〜不機嫌かな〜と
色々考えてしまったが、なんとその友人は
スタバの温かい紅茶とシトラスティー?を両手に改札まで笑顔で出迎えてくれた。
しかもどっちがいい?と選択肢まで与えてくれる始末だ。
いや〜出来過ぎるなこの人はと色々考えさせらた。
こんなことをされたら毎回遅刻したくなっちゃうなと悪い心が働くが、
今後私も誰かとの待ち合わせに遅刻されたら
美味しい飲み物を買って笑顔で出迎えることを誓うっす。
今度この人にも満月だよと送ってみようと思うが
多分スルーするタイプだろうな。
好きなものがたくさんある。
洗っても洗ってもくたびれないスポンジ、
好きなデザイナーが使っていたから勝手にお揃いで買った黄色の万年筆、
ミシンの中の埃を取るに丁度良い鋭利なピンセット、
ちょっと良いものを買った時に包まれているブランドの布袋、
自分で作った真鍮の鳥の箸置き、
請求書の封筒をテンションあげるために買ったいけてるペーパーナイフ、
机に座ったら視界に入る若かりし頃のディカプリオの写真。
使うたびに、見るたびに、あ〜これ本当いいなと感心する。
嫌いなものもたくさんある。
切れ味が悪くなった小バサミ、
納豆を食べ終わった後の粘膜が残った後のお茶碗、
歩いたらすぐに解ける靴紐、
暖房が効くまでの寒い部屋、
すぐにカサカサになる冬の唇、
若い世代にめっちゃ媚びまくるダサいおじさんやおばさん、
すぐに毛玉ができる安いニット、
水筒をあけた瞬間にこぼれちゃう液体、
飲食店でドギツイ香水をつけてくる人。
最近いいタワシを買った。
なんなら人生で一番高いタワシだった。
昔の自分なら絶対買わないけど、
年末の大掃除のテンションを上がるためにタワシごときに(タワシごめん)
清水の舞台から飛び降りる気持ちで買った。
まぁこれがすごい良いタワシだった。
タワシ業界の舘ひろしかというくらいめっちゃ渋くてかっこ良くて
いい感じに隅の汚れが取れる。
好き嫌いのような簡単な感情や、良いものや悪いものの質の差は
時代によったり、自分の感情によったりで受け取り方が違う。
今まで生きて積み重ねた経験や知識がたまり、
本物をくらう(感動する)タイミングが合う時が
それと出会うベストタイミングなんだろうなと思う。
音楽も昔は全然沁みなかったブルースやカントリーが
段々沁みてくるのは、単に歳を重ねたからじゃなくて、
ある程度の苦しみや悲しみ、孤独を経験しないと沁みないからだと思った。
マジで人生苦労というか、ある程度経験しないと人間の厚みが出ないのか。
たまに出会う感動がボーナスに感じるし、
タワシにこんなに感動できる何て人生捨てたもんじゃないな。
新しい経験にたくさんお金と時間を使ってタワシみたいな感動と出会いたい。
よいクリスマスを〜
