2026年7月22日水曜日

茨の道は薔薇の道

 

 

日暮れ時に車を運転していたら

坂を上り開けた道の先に細い上弦の月がポッとでてきた。

いつも通る道なのに自転車で見るのとはまた違った切り取られ方で、

こんな些細な事をしゃべりたくなる人が

自分の中ではステータス高めの人だったりする。

逆の事で疲れたりムカついたことも誰かに話したくなるが、

そのまま吐き出しても、何も面白くならない。

冗談混じりで笑い飛ばすくらいしないと

何も解決しないのを知っている。

ただこれは話すタイミングや人を選ばないと、

イケてない人になってしまうので要注意だ。

そう何を隠そう私イケてる人になりたいんですが、

この燃えたぎるような暑い夏、皆様いかがお過ごしでしょうか。




ビーチでトランプするよね





 
 
大学四年生の時、就活を終えバーでバイトしている時に遡る。

私は人生で一番生意気で、大人達を本気で舐めていた。

とあるコンサルのおじさんとは口喧嘩をし泣かされ、

とある会長のおじいちゃんとは料亭で豪遊し、

とある気品のあるマダムとお茶会に行ったりして遊んでいた。

そのカウンター越しでいつも見ていたのはお酒の飲み方だった。

簡単に分けると、愚痴を言いながお酒を飲む人と

美味しそうにお酒を飲む人の二つだ。

同じウイスキーを飲んでても違って見えるから不思議だ。

この二つの人種を私なりに勝手に分析すると、

クリエイティブな仕事や情熱を持って仕事をしている人は

美味しいお酒を飲んでるという風に考えた。

そしてとある日、自分もそういう風にお酒を飲みたいし、

そういう風に生きたいと思い次の日、

一年ちょっとインターンをして内定をもらってた就職先の上司に、

やりたいこと見つけました!内定辞退します!

と伝え(内定者代表の挨拶とかした後に笑)

その次の日には専門学校の受験の申し込みに行き、

親にやりたいこと見つかったからと啖呵を切って喧嘩をし、

勢いマックスで専門学校に入り直したのだった。

 
 



という感じで、自分なりの視点を勝手に作って

行動しちゃうので大体後から大変なんです。

でも妙なやる気というか自信というか根性

(根性って言うのは死後でしょうか)があると

大体のことは大丈夫というのが今の私が言えることっす。

私にとってのイケてる大人とは、

将来の自分に恥ずかしくない選択を積み重ねてる人なんだと思っている。

もちろん恥ずかしい道もいっぱい通ったけど、

それを上回る茨の道の経験を通して

自信をつけることをしてきたら大体大丈夫かなと。

そして最近まで、茨の道のことを普通に薔薇の道だと思っていた。

ただ毎日こなしてる風に見えても、

漠然としたこのイケてる大人指針があると

目の前にいる困った人を何も考えずに助けられるし、

自分に正直に生きれるし、何より判断基準が明確なので

悩むループに沼ることが減ると思っている。



 

(何事も穴を掘れば全て解決するらしいよ)



 
まぁそれでも色んな壁があるよね。

最近私も壁に出くわした。

負けず嫌いなので、今に見てろよ🫶の精神で

次の対策を打ちまくるので反省してる暇がない。

本当はただの暇つぶしなのにね。
 


 
 
 
車のお陰で新しい景色や出会いが増えた。

もうどこまで私を連れていってくれるんだろう。

どうせならたくさん遠回りして、面倒なことになって、

なんでこんなこと始めたんだろう〜

と言っている自分が想像ができる。

その頃も茨の道を薔薇の道だと思って進んでいるかもしれないし、

そして少しはイケてる大人になれてたらいいなと思ったりする。

イケてる大人チェックするために、バーに行かなければ。



Mogwai --- Take me somewhere nice







 



2026年7月13日月曜日

勢いとエネルギー

 今日とある仕事で朝早く電車に乗らなければならず

鮨詰め満員電車の中に飛び乗らならないといけなかった瞬間、

目の前に広がるおじさんの大群の中に飛び込むことが

集合時間を守るためにならば、もう社会人は今日で卒業でいいやと思った。

おじさんとお尻を突き合わせながら窓におしつけられ

ぐちゃぐちゃにされた今日この頃皆様如何お過ごしでしょうか。




(もっちゅりんて名前を言いたいだけ説)



満員電車に乗ってはのは5分くらいだったがこれを30分とかだったら

本当性格悪くなるし、人格変わるし、仕事の意欲も削がれる。

おじさんが悪いのではないもちろんない。

おじさんの群れに飛び込む勇気がないだけだ。

メンタルが弱いというのではなく(社会人から見たら甘いの一言)、

こういう世界と離れるために嫌なことをしないでいいよう

仕事を頑張ってきたはずだったのだか、

たった5分の満員電車でもっと頑張ろうと思った次第だ。




という訳で最近結婚しました。

狙ってた男がいまして、出会って6ヶ月です。

自分で言うのもすごい恥ずかしいんですが、

とってもイケメンでダンディーでクラッシックなんです。

ちょっと性格はゴーイングマイウェイなところはあるけど

この人と一緒に時間を過ごしたいなと思えて一目惚れでした。

好きになった方が負けってよく言うじゃないですか。

あれって本当で、好きになったのでその人に合わせて

免許を取り行ったり、暇さえあればYoutubeでイメトレをしたり、

どこに行こうかなと明るい未来を想像してしまいます。

あと一緒にいても恥ずかしくないように良い人間でいたいなと思い、

まず似合うサングラスを4本新調したり、

室内用にサンマリアノヴェラ用のポプリを買ったり、

掃除用具を見繕ったりしました。




さっそく一緒にデートをしてきました。

私の技量がなかったせいか、ちょっと不機嫌になったりもしてました。

ごめんねという思いより、もうこちらの婿養子に入ったのだから

私に付き合ってくれて有難うねのスタンスで過ごしました。

イケメンなので私もできるだけ優しく接してます。

でもまだ新居が見つかってないのでしばらくは離れ離れです。

早く家が見つかるといいなと思ってるけど、これだけ探してもないのだから

もう別居婚でもいいかなと思ったりしてます。

その人はガレージか屋根つきの部屋じゃないとダメだよ言われてます。

たまに会えるから嬉しいし、優しくなれるし、愛おししいよねみたいな。

ご結婚されてる先輩方のアドバイスを聞くと、

一緒にいれるだけで幸せだよねって皆言ってて、

嘘だろ?っと思ってたけど本当でした。




信号待ちでびっくりするくらい色んな人に声かけられます。

おじさんにいいね(笑顔でぐー)を貰ったり、

イケメンに声かけられたり(連絡先交換しようとしたら青信号に)、

パンを買おうとしらそこのオーナーに拉致られデートしたり、

この人のお陰でとてつもないモテ期がきております。

今まで全くモテてこなかった人生、結婚した相手で

こんなに変わることがあるのかという体験をしていて

モテる人って大変なんだな〜というのを考えさせられてます。




という感じで車買いました。

勢いで購入したんですが、過去最高に一番いい買い物だったと

今は自負してます。

駐車していて迎えに行く度に美しいデザインに涙し、

乗る度に楽しくてしょうがなく(マニュアルですねん)

走る度に風ってこんな気持ち良かったんだと感じます。

今シーズンのSpomenikをつくるにあたり、

ブランドのMDを今までと違う角度で勝手に編集しました。

それは私が車を購入して自分の人生を編集したかのように、

ブランドも編集することで何かのトリガーが外れて

飛躍するためだと思っている。






購入のきっかけをくれた人を一番に乗せてみた。

外苑前の銀杏並木を走り、窓から顔を出すと風が夏の香りがした。

昔のアトリエの前で半クラッチで坂を登る練習を何度もし、

国立競技場をサーキット代わりにぐるぐると運転し、

あっという間に時間が過ぎてしまい、

気がつけばパリのフライトまで5時間前だった。

アホみたいに人生を楽しむために必要なのは

ノリで生きるためのエネルギーだと思っている。

今更だけど今年は死ぬほどエネルギー使って楽しみたいっす。

(もちろん結婚してません小声)




パッパパラダイス feat.甲本ヒロト --- 宇多田ヒカル




好きなことして生きましょ






憧れて

いつも通勤している道の途中の高架下に ホームレスのおじさんが一人住んでいる。 彼は寝転がりながら気持ちよさそうに読書をしていたり、 道路なのに箒で身の回りを掃除していたりと割と綺麗な感じだった。 とあるカラッとした真夏の朝にアトリエに向かっている時のことだ。 そのおじさんがめちゃ...