坂を上り開けた道の先に細い上弦の月がポッとでてきた。
いつも通る道なのに自転車で見るのとはまた違った切り取られ方で、
こんな些細な事をしゃべりたくなる人が
自分の中ではステータス高めの人だったりする。
逆の事で疲れたりムカついたことも誰かに話したくなるが、
そのまま吐き出しても、何も面白くならない。
冗談混じりで笑い飛ばすくらいしないと
何も解決しないのを知っている。
ただこれは話すタイミングや人を選ばないと、
イケてない人になってしまうので要注意だ。
そう何を隠そう私イケてる人になりたいんですが、
この燃えたぎるような暑い夏、皆様いかがお過ごしでしょうか。
私は人生で一番生意気で、大人達を本気で舐めていた。
とあるコンサルのおじさんとは口喧嘩をし泣かされ、
とある会長のおじいちゃんとは料亭で豪遊し、
とある気品のあるマダムとお茶会に行ったりして遊んでいた。
そのカウンター越しでいつも見ていたのはお酒の飲み方だった。
簡単に分けると、愚痴を言いながお酒を飲む人と
美味しそうにお酒を飲む人の二つだ。
同じウイスキーを飲んでても違って見えるから不思議だ。
この二つの人種を私なりに勝手に分析すると、
クリエイティブな仕事や情熱を持って仕事をしている人は
美味しいお酒を飲んでるという風に考えた。
そしてとある日、自分もそういう風にお酒を飲みたいし、
そういう風に生きたいと思い次の日、
一年ちょっとインターンをして内定をもらってた就職先の上司に、
やりたいこと見つけました!内定辞退します!
と伝え(内定者代表の挨拶とかした後に笑)
その次の日には専門学校の受験の申し込みに行き、
親にやりたいこと見つかったからと啖呵を切って喧嘩をし、
勢いマックスで専門学校に入り直したのだった。
行動しちゃうので大体後から大変なんです。
でも妙なやる気というか自信というか根性
(根性って言うのは死後でしょうか)があると
大体のことは大丈夫というのが今の私が言えることっす。
私にとってのイケてる大人とは、
将来の自分に恥ずかしくない選択を積み重ねてる人なんだと思っている。
もちろん恥ずかしい道もいっぱい通ったけど、
それを上回る茨の道の経験を通して
自信をつけることをしてきたら大体大丈夫かなと。
そして最近まで、茨の道のことを普通に薔薇の道だと思ってました。
ただ毎日こなしてる風に見えても、
漠然としたこのイケてる大人指針があると
目の前にいる困った人を何も考えずに助けられるし、
自分に正直に生きれるし、何より判断基準が明確なので
悩むループに沼ることが減ると思っている。
最近私も壁に出くわした。
負けず嫌いなので、今に見てろよ🫶の精神で
もうどこまで私を連れていってくれるんだろう。
どうせならたくさん遠回りして、面倒なことになって、
なんでこんなこと始めたんだろう〜
と言っている自分が想像ができる。
その頃も茨の道を薔薇の道だと思って進んでいるかもしれないし、
そして少しはイケてる大人になれてたらいいなと思ったりする。
イケてる大人チェックするために、バーに行かなければ。
Mogwai --- Take me somewhere nice