2022年5月27日金曜日

2秒に


朝8時に起きたら外はこれでもかとう豪雨。

雨が止むまで自宅で音楽でも聴きながら仕事をすることにし

雨音に合いそうな曲を爆音でかけながら

コーヒーと煙草を片手に携帯で雨雲レーダーのサイトを見る。

雨雲レーダーなんて覗いたのはいつぶりだろう。

そう 今日は友人の琴葉のブランド、kotohayokozawaのショーの日。

自分なりのブログのルールで、他のブランドのことは書かない

ようにしていたが今日はどうしても書きたい。








周りのデザイナーの中でもとりわけ「今」という感情に

向き合っている作り手だと思っている。

こぼれ落ちそうなよく分からない思いや、忘れてしまいがちな感情、

純粋だった時に感じた違和感、普段生活している時に見過ごしてしまう何かを

琴葉はすごく大切にしているし、それを自分の表現のフィールドに

持ってきて昇華することに長けている。

人のエモーショナルな部分にツンツンと指を突きまくる天才だ。

そんな奴が、今までで一番盛大なお祭りをした。

まるで世直しのような、あぁ〜えぇじゃないか〜!みたいな

クリーンを善とする世界に、純粋さを失われたファッションに、

ぐちゃぐちゃにパワーを丸め込んだ覇気を纏ったモデルたちの

ランウェイはとても素晴らしかった。






最後のフィナーレの時、琴葉が挨拶に出てくるちょっと前の瞬間

空間と音楽とモデルと会場の人のグルーブみたいなのが

圧倒的に高まった瞬間があった。

多分、その瞬間でいうと2秒くらいだと思う。

胸から熱いものが込み上げてきて、

そこからは堪えていた涙が止まらずずっと泣きながら拍手していた。





学校でファッションは魔法と習った。

何だよ魔法って(笑) となるのは当然で、

そう言ってしまうとめちゃくちゃ胡散臭い感じになってしまう。

だけどこればかりは経験しないと分からないことだと思う。

会場で配られたA4の琴葉の思いが書かれた紙にこう書かれている。

「私がやりたいことは、服を着て生きていくという現代のルールの中で、

その人が持っている自分でもまだ気づけていない魅力を

どれだけファッションの力で引き出すことが出来るかというゲームを

できる限り沢山の方法で試してみたいという感覚に近い。

そう例えると不思議と腑に落ちてくる。

それにそのほうが、ただの裸よりも、もっとずっと心を通わせられる。」

琴葉は魔法ゲームしているようだ。









得体の分からない生き物ようなファッションに

いいパンチを入れたと思う。

今日は琴葉が大好きで堪らない。









追伸
パンツの名前は誰やねん。

















2022年4月28日木曜日

友達に



世界史上、時代もジャンルも国も超えて

色々ミックスしアクセスできる時代に

なぜファッションをやるのか考える時間があった。

それは流行りのコロちゃんに罹ってしまい

もろにダウンし、うなされていたベッドの上でだ。

扁桃腺の弱さもあり声も出ず食事もできず

咳と痰と熱の3点セットで部屋に篭っていたら

そういう考えなくてもいいことを考えてしまうのである。






何週間か経つが体か100%という感じではない。

人にもよるらしいがこんな倦怠感を抱えたからには

もう働かなくていいよと神様に言われているようで

これでも働かないといけない有難い状況に心に鞭を打って

這いずり回るように過ごしている今日この頃、

皆様いかがお過ごしでしょうか?

(前口上が長い笑)

Blogを完璧にサボってました。






さて過ごしやすい季節が来ました。

とはいえ日中は暑過ぎたり夜は寒かったりと

何か一枚羽織りものが欲しいなという方に

明日からオンラインサイトで販売するシャツシリーズを

是非チェックして頂きたいのですが個人的なアイテムの

ご紹介というかぼやきを綴ります。










【M.T  blouse】
こちらはカルチャー系のWEB編集をしている友人に向けて。
すごくスタイルが良くて可愛らしいんですが大食漢で男の子のような
奔放さがある、とってもチャーミングな人。
パフスリーブやウエストのシェイプでそんな彼女を上品な大人に。
フロントを開けた持ち出しの刺繍はフクロウ好きというので入れてみる。

Price   :  36,000yen  +  tax
素材   :  綿 100%








【I.M  blouse】
こちらは私の友人の中でも尖っていてファッションを一番楽しんでいる
今は介護系で働いてる元ギャル○ンの企画の友人に向けて。
これでもかとギャザーを寄せたブラウスはラブリーを通り越してモードに。
彼女が来ているものを借りてスタイリングしました。(短パンw)

Price  :  56,000yen + tax
素材 本体 :レーヨン75%   ポリエステル 25%










【M.H  blouse】
こちはら映像編集をしている友人に向けて。
どうしてもハードな仕事の方に惹かれてしまうのか、
生活を犠牲にし仕事人間化する一方、根本がだらしない(人間味があるw)ので
ラフに着れるようなシワになりずらい生地を使用した少しゆとりのあるブラウス。
シンプルながらも袖の付け方に焦点を当てているのでハード過ぎないデザインに。

Price  :  29,000yen  +  tax
素材  :ポリアミド 59%  リヨセル41%










【S.A  blouse】
こちらは素敵な記事を書いているエディターの友人に向けて。
彼女はいつも朗らかで自然体な人。
社交的で人と接する機会が多いので女性らしさを演出する
構築的で立体的なシルエットなブラウスを。
いつも携帯ストラップをしているのでスタイリングで借りました。

Price:  39,000yen + tax
white  : リネン 54%   綿 46%
black  : リネン 58%   綿 42%









【 M.Y  blouse】
人生をプラプラしている時期に出会った、底抜けに明るく
マイペースでよく笑う友人に向けて。
オリジナルの総刺繍のブラウスは、甘く刺繍を施すことで肌に優しいタッチに。
肩を覆う大きなヨークが女性らしさを演出するブラウス。
彼女といるとハッピーオーラがすごいので皆友達になってほしい。

Price :  46,000yen  + tax
素材 :  レーヨン  100%








【 S.N  blouse 】
私が出会った中でめちゃくちゃハイセンスなハットデザイナーに向けて。
よく着ているロングスカートのスタイリングに合うようにオーバーサイズ
でベルトでシェイプをできるようなディテールに
シルクコットンの滑らかで気持ちの良い素材を贅沢に。

 Price  : 34,000yen  +  tax
素材   :    綿 92%   シルク 8%









【 A.S  blouse 】
華奢で小柄で頼りになるしっかり者のニッターの友人に向けて。
ニットをよく着ているのでボウタイを出してスタイリングで遊べたり、
背中が大胆に出る後ろあきのスリットが女性的な印象を演出するブラウス。
肌にとろけるようなシルクを素肌で着てもらいたい。

Price  : 44,000yen  +  tax
素材 :本体 シルク 100% /  別布  レーヨン 75%   ポリエステル 25%









本当はもっとフランクな言葉で紹介したいんだけど
ギリギリアウトなことまで言いそうなのでこの辺で。
もっと詳しい画像はオンラインショップにアップ
しているので覗いてみてくださいね。














明日から世の中ゴールデンウィーク。
寝具新調したのでベッドと友達になります。














2022年1月29日土曜日

フルスイング

最近、お掃除ロボットのルンバが我が家にやってきた。

お掃除っていつも誰かやってもらいたいと思っていたけど

ロボットなんて信用できないし、

お掃除をやってくれる人ももちろんいないし、

いつも仕方なしにお掃除をしていた。

友人がルンバがいいよ〜ってお勧めしてても

へ〜くらいの勢いで他人事だった。







ところがどっこいだった。

性能が云々の問題じゃない。(もちろん埃は取ってくれる)

スタートのボタンを押したら前に進み壁にぶつかりまくり

ぶつかってもぶつかっても一切めげずに果敢に動き回る。

そんな姿に心を打たれしばらくというか多分20分くらい

ルンバの動きを追っていた。

私のためにこんなに動き回ってくれて有難う。。

正直ロボットにこんな感情が湧くなんて思っていなかった。

ただの便利グッズのアイテムと思っていたけど

それを上回るポテンシャルをルンバの動きは見せてきた。

ルンバに対しての愛が半端ないので名前までつけてしまった。

絨毯を乗り越える時に「いけー!〇〇!」みたいな

まるで推しのアイドルのような熱を送っている。

自分にこんな感情があると気づかせてくれた〇〇。

そのうちお酒を飲みながら動き回る姿を見るのも近いなと

感じつつ、それをやったらAIとの恋愛もできそうだなと思った。







金曜ロードショーで 紅の豚が放送されていた。

ジブリの中で一番好きな映画だ。

第二次世界大戦の少し前の時代が舞台で

戦時中を生きる登場人物全てが成熟した大人の設定だからか

成長物語でもなく子供の要素を全く排除して

ただただ純粋な宮崎駿さんの大人の渋さと切なさが

たっぷり篭った映画をジブリですることに意味があるからだと

ませた子供時代に解釈していた。

「私は私」と自分を全部確立した人間たちの物語は

大人になって改に観ると胸が痛かった。

あの時代に生きた人たちと比べて私たちはるかに

へなちょこな経験しかできずに、

それなりに時代の光と挫折みたいなものを感じで

この年になりルンバに一喜一憂している。

理想の大人とは違うけれど

与えられた時間を一生懸命生きようと

この映画を観るといつも思う。







話は変わるけど、Spotifyのラジオで

叶姉妹のファビラスワールド」エピーソード#23

ジェーン・スーと堀井美香のOVER THE SUN」エピソード#68

この週2つ立て続けに神回があった。

聴いていて涙が止まらなかったので

もしお時間がある方は知見を広げる感覚で是非。

生きていてたまに落ちることがあると思うけど、

このラジオパーソナリティーの二組のよう

フルスイングしながら愛をばら撒いている人を感じて

一緒にフルスイングしていこうと思えるっす。







1月31日までオンラインサイトで秋冬ものはSALE中なので

冬を楽しみたい方は是非ご覧頂ければ幸いです。

冬まだ長いよね。





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2021年12月30日木曜日

神インフレ



年末にヒップホップを貪るように聴いていた。

あんまり好んで聴かないジャンルだが、

混沌とした空気の年末に、普段口にしないような

ダーティーな言葉に触れると、自分の中の悪の部分が

共感してしまい妙に気分が良くなる傾向があった。

綺麗な言葉と汚い言葉、どちらが好きか。

そんな下らない質問の答えは、どちらも好きだ。

汚い言葉が存在する場所では綺麗な言葉の一粒が

より一層素晴らしい言葉になるからだ。

できるだけ綺麗な言葉を使いたいけど、

ここ一番はらわたが煮えくり返しそうな時は

やはりダーティーな言葉で表現する方が後々気持ちがいい。








今年を振り返ることはしない。

それは過去というのは未来より都合がいいからだ。

未来を変えようや、過去は変えられないなんていうのは

本当にどうでもいい。

今をどう生きるかで過去も未来の考え方や捉え方は変わるから

振り返るというより今を一生懸命に生きた方がいい。

何なら、一生懸命か?とか

人を愛せてるか?とか

学ぶことを怠けてないか?

みたいな常に自問自答できてたら振り返る必要はない。






今年も誤字脱字がひどかった。

お分かりだと思うけどこのブログは飲みながら音楽を爆音で聴きながら

喜びや怒りの感情に乗せてキーボードを叩いてる。

半分ナルシストの気持ち、半分芸人の気持ち

ちょっとの自分のスパイスをふりかけてたら

大体しょうもない内容になることは知っている。

それでもこんな時代に文字で構成されたブログを

見てくれている超絶愛がある方々のためにだけに

愛を持って向き合っているつもりだ。





誰かを愛するようになると、

自分の欠点や嫌な部分を相手にバレないようにはからう。

別に虚栄心や恥じらいというわけではなく

愛する人を傷つけないように努力していると捉えられる。

相手がいつか気づいてしまう前に何とか自分で直そうとする。

そんな感じで人はより良い人間に、

あたかも相手にとって神ような優しい存在に近づきつつ

人間は愛を持って成長するようだ。





先日、北風が容赦なく吹く人通りがない帰り道に

目の前に紙が落ちていたのでサクッと拾った。

それは諭吉だった。

神インフレだろうか。

何も考えずに友人と焼肉に行って9500円分食べた。

愛する人は成長するとい言葉が1ミリも掠めなかったが

残りの500円はコンビニの募金箱に入れて勝手に相殺した。






来年はもっと愛を撒き散らしたいっす。

今年も最後までお付き合い頂き有難うございます。

皆様に幸あれ。











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2021年12月18日土曜日

隣人を愛せよ

最近「責任という虚構」という本を読んだ。

買った理由は選書する際に信頼している友人の勧めで

昔から責任て何だよ〜っと思い馳せている私に

ぴったりだと思ったらしい。

なんと1年前のブログでも責任について書いていた。

どんだけ責任に縛られているんだよ笑


"堅気の世界じゃない"








本の内容は自由意志と責任について。

ホロコーストや死刑、免罪の分析から浮き上がる責任の構造や

自由意志の必然性などが実験と結果を通してわかりやすく

考察されていてた。

興味深いことが多かったから面白かったと思う反面、

あれ、普通の人でもこんなことまでしてしまうの?

という環境と条件の実験は正直読んでいて度肝を抜かれた。

人間の心理って自分自身が思っている以上に

自分の意思外で残忍で辛辣になりうる。

だからこそ歴史で起こった過ちや問題を通して

何でそんな風になったかを考察しないといけないし、

できるだけ自分も周りもそうならないでいいように

学ぶことを止めてはダメだなと感じた。

年末にふさわしい本ね。






先日、バーで音楽を聴いていたら座った瞬間から

超ヘビー級の嫌なおじさんに絡まれた。

軽くあしらっていたがしつこいので

音楽聴きにきてるから黙ってくれと何度か言ったのにも関わらず

お酒で作られた鉄のメンタルには効かなかった。

完全になめれたていた。

そのおじさんが帰った後、すごく嫌だったとオーナーに

軽く愚痴ってしまった。

「もう小娘じゃないんだから、自分で何とかしなさい」

と予想してなかった返がきた。

(小娘じゃない。。)

正直そんな返しより、面倒臭いやつだよなとか

しょうがないよなどの共感を想像していたからか

その一言は結構悲しいものがあった。

それと同時に、普段のびのびと過ごしていたのは

周りの人が優しくて、いつも守られていたことに気づいた。

久しぶりに自分の領域に土足でズカズカ入ってきたあのおじさんに

会話を全部スルーしたらコミュ症ですか?と言われたので

愛想笑いをするしかなかった。

相手にしたくないけど、飲み屋というところは

それも含めて飲み屋である。

一人になりたくてもなれないのがこの世界だなと

感じるほど、隣人は選べないものだ。

キリスト教の教えて隣人を愛せよという言葉ある。

この教えってもう基本無理難題でしかない。

人は予期せぬ隣人に対して色んな感情が沸き起こる。

基本、プラス思考な私でもあのおじさんを

どんな修行をしたら愛せるのか考えさせられた帰り道に

聞いた曲がこちらっす。









基本なめられたらなめ返してきたけど、

そんなことをしないでもいいくらい強くなりたいっす。

今から小娘卒業飲みでもしますxxx








12月25日(土)までオンラインショップでクーポンを使うと

15%OFFになるみたいです。

自分にクリスマスと題して除いて見てくださいね。

【クーポンコード:2021xmas15off】





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2021年11月30日火曜日

DEAR:GREAT HOLIDAY

先日久しぶりに絶望の朝を迎えた。


友人と3時間音楽漬けで普通に飲んでいたら


楽し過ぎて調子に乗ってしまい


(おばあちゃんの遺言が調子に乗るなと言われたのを思い出す)


どうやって家に帰ったかも分からず、


朝起きたら、生まれたての状態で毛布に包まっていた。


頭が酷く重く、もう自分に優しくしてくれるのは


バファリンだけだわと思い水で流し込み、そのままシャワーを浴びた。


窓から強めの朝日が差し込み、水しぶきで虹を演出してくれた。


私はこの瞬間がとても好きだ。


最悪の体調の中に垣間見えるご褒美のような光景。


(他にも最悪の状況は揃っているけどここで言えないので割愛)


これが見たくて絶望の朝を迎えたがっているのかもしれない。


こんなになるまで飲んだのは祝ってくれる人がいたから。


そう、この絶望の朝を迎えた日に私は歳を一つ重ね


辛い思いをしながらアトリエに向かったのでした。




朝起きた時の顔はこんな感じ。




この話を母親にしたらすごく笑ってくれた。


怒らずに笑ってくれるなんて存在として最高っす。


こんなヒッピーな人生を送らせてくれて感謝しかない。








最近はめっきり寒くなった。


天気の話するといきなりよそよそしくなるのはなんでだろう。


大陸から吹いてくる風は冷たく、


毎年今持っているものだけで冬が越せるのか心配になる。


そう、もう12月だ。


年末になると良いこともあるけども悪いことも起こる。


自分より強い相手や権力に戦うこともある。


そういう時に人は長い物には巻かれろという。


自然に生きると自分より強いものに従って生きることが


楽だったり、面倒くさくないのは分かってるけど


実際どうでもいいし、そんな長い物には巻かれるより


巻いた方がいいでしょ。


そう、、、人は長いものが好きなようだ。







ということでKOTONAのオンラインショップでは、


【DEAR:GREAT HOLIDAY 】と題しまして、


今の季節に最適なマフラーを販売致します。


優しい肌触りで軽いキッドモヘアのマフラーを3色展開ご用意致しました。



大切な方へのギフトやご自身へのご褒美としてお勧めのアイテムです。

















12月1日(水)12:00〜



Color : Beige / White / Black


Price  :   13,200 yen ( tax in ) 


Size   :    220cm  ×  8cm



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https://kotona.official.ec/













詳細はオンライショップにて。


サンプルを作って巻いて見たら想像以上に


温かく軽かったのと、差し色としてのアイテムに丁度良かった。


誰かに贈りたいけど自分にも欲しい。


勝手にお揃いにしてしまっても。。


と色々妄想してしまう商品です。


皆様のホリデーが少しでも温かく楽しい時間になりますように。












2021年11月17日水曜日

星空のリボン

アトリエの暖房がたまに勝手につく。

タイマーをかけてる訳でもないし

誰かがつけてくれている訳でもない。

寒そうな私を見かねて暖房さんが優しさを出してきたのか

普通にポンのコツになったのか。

優しい人を見つけたら暖房ってあだ名つけそうっす。









今年も11月17日のあいつの日になった。

毎年この日になると胸がぎゅっとなる。

少なくとも過去6年間はこの日は晴れだ。

というくらい空を意識しない訳にはいかない。

仏教でもキリスト教でもないけどこの日ばかりは

神様仏様に晴れにしてくれて有難うと思う。

単純に11月って降水確率低めだからお礼を言うまでもないけど

お礼を言う理由が欲しいだけかもしれない。











去年の今頃はミュージックバーで一人泣いていた。

駆け込むように入り、ギネスをパイントで頼み、

届くまでの間、煙草に火をつけて1杯目は何も喋らず

というか喋れない状態が続く。

魂が少し遅れて、到着するのを待っている感じだ。

その時間に耳に入る曲ってすごくもどかしい。

一方で音楽と他の客の会話が

自分の存在を誤魔化してくれるようで有難く、

そんな時間を一人楽しいんでいたりした。






今日はメルカリで落としたStevie Wonder'sの

ミュージックエイリアムのレコードが朝届いていた。

このアルバムのRibbon in the skyがたまらなく好き。

赤い糸という意味の恋人との曲なんだけど、

今年はあいつにこれを送る。












証明






2021年11月3日水曜日

条件

B'zを好きな男性と付き合ったことがないんですが

皆様はございますでしょうか?

最近なんとなく観ていた音楽番組でB'z特集があって

ボッーと観ていたら当たり前だけど今まで興味がなかったせいか

何やらちょっと面白くなってきて、どっちかというと

もっと知ると好きになりそうで怖くて観るのをやめた。

どうやらB'z好きの男性はロマンチックボーイな傾向なのか、

なんか歌詞を読んだら眩しすぎて

ギターの松本さんみたいにサングラスしながらじゃないと

眩しすぎて、暗闇族としてはもうお腹いっぱいですわ。








休みの日にアトリエに行くとケーキ屋に寄っている。

夫婦で経営していて、どのケーキもこだわりを感じるし

有名ではないけどとても美味しく気に入っている。

私のおすすめはシトロンタルト。

多分レジの奥さんからはこいつシトロンしか買わないなって

思われてるくらい結構買っている。

しかも休日なので自分だけのために1個しか買わないから、

こいつ一緒に食べる人いないんじゃないか、

ケーキ屋で1個しか買わないケチなやつがいるな、

しかもおまけのお菓子ももらってくれないしな。

みたいな色々な妄想がありながらもフルシカトで

(恥ずかしいから無愛想に)通い続けて1年。





今日もシトロンタルトを買いに行った。

会計が終わり、奥さんが「実は、、」

と言いながら手紙を渡された。

「年内で長野に移転することにしまして、、

勝手ながらうちのケーキにご好意を持って頂いておりましたと

感じていたので、手紙を書きました」と。

いつもすごい丁寧に接客をしてくれていて

少し過剰すぎるから倦厭していたけど

おいおい、待ってちょうだいよ。

少し会話をして、アトリエに戻りコーヒーを沸かしながら

その手紙を開いた。





夫婦だけで運営できる規模での、納得のいく仕事がしたい

と志して、この地にで頑張ってきたけど、

街の表情が変わり、人が変わり、自分たちの方向性と

変わってきたとの内容だった。

新しい土地での挑戦や、お店を閉めるまでに

買う人のためケーキのスケジュールも書いてあった。

その手紙の内容はとても真摯で、

正直ここまでするかと感動した。

たった一個しか買わない無愛想な客なのに

ケーキを食べて目頭と胸が熱くなった。








人は自分の条件で、好きか嫌いかをジャッジする。

好きとか嫌いの感情はベクトルは違えど同じ熱量なので

ほぼ同じことだと思っている。

人を好きになることはまるで条件と付き合うことのようだ。

問題はいつだって好き嫌いの感情の外で起こる。

まるでB'zを聴いてる男性を好きになってしまうように

愛って面倒くさいし、意味わからないし

どうでもいいけど、世界が広がることらしい。








今日は寝る前にイチブトゼンブ聴いて寝よう。






WEB SHOP




https://kotona.official.ec/





2021年10月11日月曜日

配られたカード

 最近週1くらいで大富豪をしてる。

場所を提供してくれる友人宅では

ある日は皮から作ってくれるタコスでもてなされ、

ある日は手の込んだスパイシーなカレーでもてなされ、

だらだら飲みながら家主たちよりも寛いでいる。

縛りいっぱいのルールの中、

いかにカッコよく上がれるかを考えている。

一番を狙っているんじゃない。

美しくて気持ちのいい上がりを目指してる。





タコスの皮はこう作るっす






縛りというルール(魔法カードとも呼ぶんでしょうか)

はある方が面白い。

制約があることで制約を利用して楽しめるから。

性格の悪い私は強いカードで綺麗に勝つよりも

弱いカードで、相手を追い込んで(いつもすんません)

勝つと拳を握りしめてガッツポーズする。

ガッツポーズって普段の生活で中々しないじゃないですか。

記憶に残ってるガッツポーズといえば、

知らない人に○○万円振り込んでしまって、

色んな手続きをして(半諦めつつ)、

忘れた頃の3ヶ月後くらいにふと戻ってきた時に

拳を後ろから溜めまくってガッツポーズしたくらいだ。

むしろ大富豪はガッツポーズがしたいから

やっていると言っても過言ではない。






さっき、友人のpodcastの収録に笑屋として参加してきた。

ファッションをテーマにしていて、

今回は映画が公開されているマルジェラについてだ。

2時間半くらいの収録中、

がっつりトークに参加した。(もうほぼ乱入だよね)

マルジェラどうこうは後日podcast聴いてみて下さい。

会話の中でのキーワードで「コンセプト」がある。

パリのマルジェラのお店で友人が店員に向かって

マルジェラって何ですか?みたいな質問をしたら店員が

「マルジェラはコンセプトです」

と言われたと。笑






コンセプトって何だよ〜ってお方がいたら調べてみてね。

簡単にいうと概念やベースとする考えといった感じかしら。

まぁマルジェラって本当そういった意味でガチガチの

コンセプト縛りがいっぱいある。

しかしそれだけじゃないよね〜みたいな話で盛り上がる訳ですが、

何かを作る上である程度のコンセプトは必要だと思っている。

何もないというのがコンセプトでもいい。

それがどんなコンセプトでもそれを応用してやるしかない。






ファッションブランドってたくさんある。

色んなコンセプトを持って提案している訳で、

今はそのコンセプトが着てくれる人と離れ過ぎるとよくない傾向だ。

どちらかというと、共感や親近感といった近いものがある方が

受け入れる方としてはいいのかもしれない。

作り手はただ作るだけの時代から

方やアイドルのように、方やアーティストのようになってて、

物書きのように淡々と書くだけでは響かなくなる世の中みたい。











みんなとお別れした後にスヌーピーの名言を思い出す。


ルーシー:

「時々、私はどうしてあなたが犬なんかでいられるのか不思議に思うわ。」

スヌーピー:

「配られたカードで勝負するしかないのさ、、

それがどういう意味であれ。」











秋の風が沁みるっす。















2021年9月25日土曜日

For my friends


2022SSの展示会がスタートしました。

人と話すと頭の中に風が通るようで気持ちいい。

展示会中にとあるバイヤーさんとの話。

日本語を改めて勉強しているとのことで、

日本語の美しさや、難しさ、響や、変化のことなど、

そして敢えて使う言葉や使わない言葉、

今っぽい言葉や目上の人に使う言葉など

学ぶことで普段意識しようとしてないことに

できるだけ綺麗な言葉で使いたくなると。

略語やフレンドリーさといったものの良さとは別の

日本語そのものの楽しみみたいな興味深い話だった。











少し前に効率化や便利の話をしたけど、

言葉も同じだなって思った。

興味を持ったことを調べて面白くなると

より一層そのことが好きになる。

そして効率化されたものや便利なものが

なんか響かなくなるというか、

面白みが半減しているというか、

できるだけより良いものを選択したくなる。

深みを感じるものや愛着が持てるものに

学びを通して人間は惹かれるんだなと思う。






これはどの分野も同じことが言えるはず。

大量生産、コピーされた服に覇気を感じない。

こだわり抜いた職人や審美眼を持つデザイナーによって

作られたものは学びという知識を通して響くはず。 

学ぶことの楽しさを信じたいっす。

無駄なこと、美しこと、人間味があることを

私も届けたい。












「 For my friends 」

今シーズンのコレクションのコンセプトにした。

 いつもコレクションをスタートするにあたり

今の世の中にあって欲しいものを考えるようにしている。 

それは思想であり雰囲気であり人であり、

つまり何でもありである。









「人生を楽しくしてくれるのは人との出会いだけど、

さすがに誰でもいいという訳ではない。

なんと言っても面白い人との出会いに尽きる。

知識はいらない。お説教もいらない。

いつも人の知らない物語を聴かせてくれるとか、

単純に顔が面白いとか、急にスキップし始めるとか、

とにかく面白ければなんでもいい。

今の私たちに必要なのは、いわゆる有益な人なんかではなく、

一見したところ無駄に見えるような人たちとの交流ではないか。

役に立つ人はいらない。

面白い友達がいればいい。」






これはとある小説の一文。

まさに私が他人から友人になる時に思うことだった。

面白いというと語弊かもしれないが

人間の感覚としてすごく大切だと思っている。

今回は“For my Friends”というコンセプトのもと

大切な7人の友人に向けてブラウスを作った。






それぞれの友人の特徴やスタイルに合せてデザインを

考えていく中で、知らない誰かにももしかして

少しだけ共感することがあるんじゃないかと思った。

フォルムやネックのつまり具合、生地の選び、

刺繍やムードは、ブラウスに向き合うこというより

友人と向き合うという作業だった。

そんな大切な友人に向けたコレクションを通して

複雑な世の中、シンプル生きるお手伝いをできたらいいなと思う。










明日から二日間、コレクションをフルラインナップで

ご覧頂けるのでお散歩がてらに

是非お立ち寄り頂けたら幸いです。







【日時】

東京都渋谷区恵比寿1-23-21 
ヤマトハイツ2階  space05
恵比寿駅より徒歩5分

9月25日 (土)   12:00〜19:00
9月26日 (日)   12:00〜18:00
















憧れて

いつも通勤している道の途中の高架下に ホームレスのおじさんが一人住んでいる。 彼は寝転がりながら気持ちよさそうに読書をしていたり、 道路なのに箒で身の回りを掃除していたりと割と綺麗な感じだった。 とあるカラッとした真夏の朝にアトリエに向かっている時のことだ。 そのおじさんがめちゃ...