2021年4月3日土曜日

心に春を




先日インタビューしてもらったものが公開され 
 
色んな方からリアクションがきた。 
 
私自身も人のインタビューやブログを読んだりするのが 
 
好きなのもあって、読んでもらう人にどういうことが 
 
伝わるといいかな〜っと思いながらインタビューに答えたんですが 
 
ライターのヨシコ(友人)と喋ってるとそんなことは置いといて 
 
ただひたすら陽気な人間であることを露呈してしまいました。 
 
シラフだと恥ずかしいので水のようなワインを片手に呑んだのが 
 
ダメだったのか。。 
 
結果的にこういう人間でも生きていけると思ってもらえたいいなと 
 
思う所存でございまして、母親曰く 
 
「琴ちゃんはギリギリガール(ギリギリ生きてるという意味)だからね〜」 
 
との一言で片付くほっこりとした内容だと思うので 
 
ランチの時間にでもサラッと読んで頂けると嬉しい。 
 
※暇と欲をいさぎよくっていいお題よね笑

 






因みに「1week tee」シリーズが
 
本日よりwebにてリリースしたのでこちらもお時間あったら 
 
是非ご覧くださいませ〜





 



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普段、自転車生活なので電車を気にせず仕事をしている。 
 
その日は遅くまで仕事をしていたら雨が降って来たので 
 
自転車無理だわってことで電車に乗ろうと思って、 
 
改札入ってホームで5分くらい待っていた。 
 
電車が来ないな〜と思って電光掲示板を見ると 
 
終電が普通に終わっていた。 
 
ナチュラルに終電を逃してしまったので、 
 
とりあえず目黒川の桜通りまで歩くことにした。 
 
雨の中、トム・ウェイツのclosing timeを聴いた。 
 
人によって、曲によって、その捉え方は千差万別。 
 
この曲を好きなタリスカソーダをよく飲むおじさんがいたなと 
 
感じざるおえないくらい私にとってそのおじさんの曲になってしまった。 
 
家に帰ると傘に桜の花びらがたくさんついていて胸が熱くなった。


 








心に春を。 
 
温かな光に抱きしめられながら 
 
朝起きると今日は何もしなくていいんじゃないかと思う。






2021年3月10日水曜日

期待・正しさ・優しさ




先週末、関西に出張に行ったんですが

大阪空港に着いてモノレールに乗ろうとしたら

見当たらず、駅員さんに聞いたらモノレールはないから

あの電車に乗ったらいいですよ〜って言われて乗った3分後に

両窓から開けた海が目に入った瞬間

「大阪空港(伊丹)って内陸じゃないのかい?」

と思い、すぐにグーグルマップ開いたら完璧に海の上でした。

そう関西空港と間違ってましたねん。

因みに前回大阪に来た時は帰りの空港間違ってました。

無意識力が高すぎて辛いっす。

大阪ややこしい〜







兵庫の友人宅に泊らせてもらった。

朝、勝手に人の家のキッチンでコーヒーを沸かしていると

友人が起きてきて散歩に行くよ〜となった。

コーヒーを片手にいつも行くという見晴らしのいい公園に

連れて行ってくれた。

空気が少しだけ冷たかったが気持ち良かった。

家に帰ると旦那さんが音楽ノリノリで迎えてくれ

ご飯できたよ〜とスパイシーな朝食を用意してくれた。

いい人と結婚したな。。朝から感動の嵐だった。

幸せな人たちを見ると自分まで幸せになるわね。






卸先のオーナーの方と飲んだ際、

「洋服を超えるものってあるんですか?」的な

フルスイング気味に真面目に言ってしまった私を

面白いおかしく受け止めてくれた。

あとバズらないブランドだけど長く着たいと言ってもらい、

スナックのようなブランドを目指してる身としては

もう最高な褒め言葉でまだ大丈夫って自分に言い聞かせた笑

(スナックって激アツな常連さんで成り立ってるねん)









ファッションを通してだらしない人(人間味のある人)を

肯定したいわけで、服単体を売りたいというわけではないんです。

(もちろん着てもらいたいから売る気はあります笑)

でもSNSを見ると"今っぽい"ものがたくさんあって

ネットの中でのファッションは虚無感を感じずにはいられない自分がいる。

ファッションをやっていると人間の心がすごく流動的なことに

気づくというか、自覚させられることが多い。

それに対して「自分のブランドはこうあるべき」

と頑なになるのは苦手だし、ファッションに対して

何か変な期待があるからかもしれない。

世の中に何かを生み出すから、それなりの正しさみたいな

ものを持って生きるという圧力は少し皮肉にも聞こえる。

正しくあることが正しいなら酔っ払いに優しくなんてできないっす。






先日展示会が終わりまして一息つきいたので

今週末から何点かおすすめのアイテムの

プレオーダーをwebでする予定です。

チェックしてくださいませ〜!





素敵な朝に是非〜





2021年2月23日火曜日



 たまに全てがどうでもよくなる時がある

もう隣の人が心配されようが、親が知ったら悲しむだろうが

そんなことも考えられないくらい世界がどうでもよくなる感覚。

解像度が上がり過ぎてるのかいと思う。

さっきそんな瞬間があったんだけど、

手の爪の白い部分が伸びているを見て、あぁ私生きてると思った。

しょうもないけど、人間ふと我に帰れるんだから

爪が伸びてしまったのも悪くない。

(たまにギターを弾くので基本白い部分が嫌い)







先日は午前中に仲のいい友人とコーヒーとウインナーパンを片手に

好きな音楽を聴くというのんびりとした贅沢な朝を過ごした。

こぼれ落ちそうな音を集める SLAWEK JASKULKE は

戦場(仕事)に行く前に聴いたら、安らかな場所に持ってかれ過ぎて

間違って家に帰ってしまいそうなくらい心地いいっす。

私は間違ってその後に昼モツ焼きを食べちゃった。













朝。

歳をとると早起きになったり、長く寝れないとか色々悩みがある。

仕事に追われてたり、子どもや家事に追われてたり、

若い時には朝がきて欲しくないとか、もっと一緒にいたいとかの悩みがある。

一方、なんだかすごく綺麗な朝もある。

鳥の声を聞こえたり、音楽と共に胸が高鳴ったり。

美味しい朝食を食べたり、その日の占いが良かったりと。

そんな色んな朝をどう描くかということを次のシーズンは軸に

作ったコレクションの展示会は今週からスタート。

週末はフレンズ向けの展示会も催します。

サンプルご試着したい方は気軽に是非遊びに来て下さいね。






【日時】

2月27日(土)〜28日(日)

12:00〜20:00


【場所】

東京都渋谷区富ヶ谷1-17-9

パークハイム202 

https://goo.gl/maps/H49im41mwZbxdrts7

代々木公園駅・代々木八幡駅より4分

渋谷駅より15分







https://www.kotona.jp.net





2021年2月17日水曜日

孫の手

あのエミネムが朝9時にスタジオにインして

17時になったら何がなんでもきっちり出て

家に帰るというインタビューを読んで

エミネムの曲の感じ方が180度変わったんですが、

そういう見た目とのギャップって大体見た目が悪い方が得をするようで、

普通に挨拶するだけでもいい印象に感じる。

世の中的には第一印象は良い方がよしとされてるけど

面白そうだなと思って、長く付きあってみると

見た目なんてどうでもいいよね(本当かよ〜)










私の話で恐縮なんですが趣味はヤフオクとメルカリと

骨董屋やディスカウントストアを巡ることなんですが、

そこで自分の審美眼を日々鍛えたり、

なんでこの値段設定にしてるのかと思いを馳せたり、

広い家に住んだらこれ買おうっと唾をつけるようなことをしてる。

ウォッチリストは常に欲しいもの、いいなと思ったものでいっぱい。

落札しなかったり買わなかったりする理由のほとんどは

これを手に入れた時に気持ちが踊るか踊らないかの1点で

(あとは本当オークションに負けて泣いてる)

本当単純にいいものをみると大変。

今さっきは、レコードをヤフオクのオークションで負けて

悔しくてこのブログを書いてる。

しかも自分は既に持っているレコードで、欲しい友達がいたから

プレゼントしようとしたけど、なぜか結構高値になってしまい断念。

まぁプレゼントでヤフオクってどうなのよって思うよね。

(私はもちろん大歓迎〜)





もうすぐ2021SSのデリバリー。

blogで商品説明ってどうなのよって思ってたけど

( 作ってる人が言うと胡散くさい感と褒める感じが苦手)

もうそんなの関係なしでおすすめのアイテムを紹介したいっす。

お勧めっと言うとアレなんで、

作ったきっかけみたいなストーリー。





【 jump suit 】

何気に毎シーズン懲りずに出してるカットソーのジャンプスーツ。

布帛のジャンプスーツは着てると辛くなってくるので、ロンパースとの

中間くらいを目指したら、結果的にすごく丁度いいアイテムに。

リブ編みは肌との距離感が絶妙なので来ててストレス感じないし、

コットンのサラッとした肌触りはオールシーズン

いけるんじゃないかと思ってる。

部屋に一日中いる方には特にお勧めな一点。









【 silk shirt 】

どこにいても家にいるようなリラックスした気分になるための

シルクのシャツ。シルクってそもそもどうなの?テンション上がるの?

扱いづらくない?って思ってるそこの方。私も昔そう思ってました。

シルクも色んなレベルあるし、加工も色々だし、クリーニング面倒だし。

着倒して感じたのは気分上がるし、肌が喜ぶし(気持ちいい)

クリーニングはせず家でエマールでジャブジャブ洗ってます。

シルエットはゆったりなのと、ボタンが右前左前に調節可能なので

左利きの方にも優しい前あきです。








【 border slacks 】

太ボーダーの異素材ミックスのスラックス。

コロナ中に家にいたらまるで囚人みたいな気分に。。

という流れで囚人パンツをインスピレーションにブラッシュアップ。

着てみると意外に大丈夫となる(大丈夫ってなんだ)パンツ。

太めのスラックスなので良い感じのおじさん感が。

ベルト部分は紐で調節できるのでベルトとはさよなら。

夏、Teeシャツとこのパンツ履いて海に行ったら完璧っす。







もちろんたくさんお勧めあるんですが、

とりあえず1stデリバリーの中から3点。

熱が伝わると良いのですが。。


今までご購入して頂いたお客様たちから頂く言葉をまとめると

「痒い(かゆい)ところに届く感じ」

らしいです。苦笑

もうライバルは孫の手か〜




HP

https://www.kotona.jp.net


2021年2月4日木曜日

優しくなるのは大変ね



勉強嫌いなんだよね〜。

大体こんなことを言う人はつまらぬ人が多いイメージ。(ごめん)

そんなことを言われたらもう会話って終わってしまうわよ。

数学とか化学とか何でもいいけど役に立たなそうなことを学ぶって

無駄だと思ってしまうけど、実はそうでもない。

日常の生活に役に立たないことほど、時間が許す限りたくさん

学んだ方がいいと、勉強することは人格をつくると、

恩師の数学の塾のおじいちゃんが言っていた。

時が経って、それは太宰治の「正義と微笑」に書かれていた。

知識を誇る必要もなくて、忘れてもいい、

覚えるということが大切なのではなくて、大事なのは

カルチベートされるということと。

カルチベートって何だ?

cultvate = 耕す  

っていうざっくりしたイメージだったので教養する?みたいな。






読み進めるとカルチャアとは、公式や単語をたくさん暗記している

ことではなくて、心を広く持つことという。

つまり、愛するということを知る事だと。

そして全部忘れてしまっても、その勉強の訓練の底に

一つかみの砂金が残っている。これが一番貴いと。

治様〜!ってなった瞬間。

もうさ、「こんなことして何の役に立つの?」

みたいな小さい心とは皆んなグッバイして、とりえあえず

「え〜何それ〜面白そう〜!」みたいなギャルの精神で生きていこうよ。

(ギャルじゃなくて好奇心の塊みたいな。)

そんなこんなで、たまに澄み切った綺麗な目と向き合うと

もう生きてごめんなさい。。とかなってしまう。

凝り固まったら綺麗な目を見ると心が洗われるっす。




国会議員の森喜朗が盛り下がってた。

女の人が〜みたいな話をしてて、謝罪会見をサクッとみたら逆ギレしてた。

昔のハマコー(浜田幸一っていうラッパ〜のような議員)みたいだったけど

ハマコーには愛があったよ。

森さんは女性への勉強が足りてなかったんだな〜と

しみじみ思う訳で、今からでも遅くないから

誰か素敵な女性を好きになって女を学んでくれと思った。

女に鍛えられた男のファッションブランドあったらグッとくるわ。





優しくなるのは大変ね。

優しくなれてない人と会ったら

「お勉強不足ちゃん!」って思って、

夢中になれることを一緒に探してあげてね。








花になり太陽の光をたくさん浴びたい

鳥になり海を渡りたい

風になりふと現れたい

月になりあなたの帰り道を照らしたい




2021年1月22日金曜日

面倒くさいこと


複雑な味が食べたい。

こんなことを毎日思ってしまう。

8時までの外食なんて公務員レベルじゃないと無理よね。

もちろん飲食店も休みたくて休んでるんじゃないのは承知。

でも補償出てもいつ落ち着くか分からないこの状況では

潰れちゃうところは潰れてしまいそう。。

カバーできるところはいいけど、

規模が大きいお店や基本固定費の割合が大きいところは大変。

そして何より美味しいお店がなくなってしまうのは本当に悲しい。

何が悲しいって、築いてきた食の文化がなくなること。

文化を築くのは長い時間がかかるのに無くなるのは一瞬。

もう文化とかそんなことを話してる場合じゃないのかしら。






昨年、KENZOの創立者の高田賢三さんが亡くなった際に

過去のインタビュー記事が取り上げられてた。

グザビエというルイ14世から伯爵の称号をもらったパートナーの話。










最初のたわいものない会話を交わした時点で

大変な教養の持ち主であることが分かった、彼は貴族だった。

建築を学んでいて、美意識や感性が合ってるような気がし、

ごく自然と仲良くなる。

賢三さんはグザビエから多くの教養を学んだと話している。

中でも、夏のある日。

グザビエから誘われてベルサイユ宮殿に行くことになる。

敷地をゆっくり散策したが、どこが絶景なのか中々教えてくれない。

グザビエがしきにりに時計を気にして、太陽が西に傾き、

周囲が幻想的な色彩を帯始める。

その瞬間、グザビエが叫んだ。

「いまだ。振り返って!」

ベルサイユ宮殿の西側に立っていた賢三さんは息をのむ。

なんという光景だろう。

西方に真っ直ぐ延びる運河の先に、定規で測ったように

大きな夕日が輝いている。

その逆方向では宮殿の「鏡の間」が太陽光で反射し、

館全体が今にも燃え上がりそうなほど鮮やかな緋色に染まっていた。

寸分の誤差ものない。

その時刻に大運河と鏡の間が太陽光で射抜かれるように

建築家が設計していた。

自然と科学の融合。

そこにはもの作りに心血を注いだ先人太刀の心意気が込められていた。

過去と知恵者との対話。

驚嘆を隠せなかった賢三さんに

「ねぇ、分かったかい?」

放心状態の賢三さんに、グザビエが満足そうに笑った。



 



という話。

これはもう愛以外にはないんだけど、

本当何度読んでも胸が熱くなる。

綺麗な景色やもの、素敵な経験を好きな人と共有したくなるような

子どものような素直な感覚、親のような無償の愛が溢れている。

それを受けた賢三さんのことを思うと幸せな気持ちになってくる。

わざわざ時間見計らって、ベルサイユ宮殿行って、歩いて、 、

(もうグザビエみたいな貴族と付き合いです。)

ちょっとしたことなんだけど、そのちょっとしたことが

人に与える心が震えるような感覚は、

言葉で何か伝えられるよりも嬉しいものよね。






面倒なことを省かず、時間をかけて、真っ直ぐに。

効率化を〜とかミニマムじゃなきゃ〜とかは

いらなくなったら勝手にされるものだと思ってる。

宮崎駿先生が、NHKのプロフェッショナルで

「面倒くさいなぁ、まことに面倒くさいよね、

世の中の大事なことってたいてい面倒くさいんだよ。

面倒くさいっていう自分の気持ちとの戦いなんだよ。」

と言っていた。

もう本当これですね駿先生。

でもだらしない人は敢えて戦わないのかなと思ってしまう。

だらしなガールは面倒なことと寄り添えるような

効率化と面倒くさいの間で生きてるっす。

(机の上は散らかってるけど、どこに何があるか分かるし

綺麗にしたいけど片付ける時間あったら仕事するしみたいな)

つまりメンタルの強さが必要かなと最近は思ったり。






あ〜ピニョンでたらふく鹿肉食べて

ワインを浴びるように飲んでタクシーで帰りたい。

そんなことを心の内にしまいこんで寒い中自転車で帰ります。















2021年1月16日土曜日

宇宙レベルで




天気が悪い冬の朝に暖房のタイマーをつけ忘れて

部屋が温まるまで毛布に包まれてたら二度寝してしまって

起きたら14時過ぎで、もう今日はなかったことにしたいわ、、

ってなる日に、どうやって自分を震え上がらすかが人生のポイント。

私はやる気をコントロールする技を長い間研究していて(本当だよ)

冬のやる気をつくるには、

朝目が覚めたら「温かいコーヒーができたよ〜」

って言われたら大丈夫なはずなんだけど、

コーヒーを淹れてくる人がいないからやる気も起きない。

そんなこんなで暖房の入りのタイマーで部屋を温めることだけは

誰もいなくてもできる優しさなので寝る前にポチッとして

朝から何を聴こうかな〜ってレコード選んで

音楽聴きながら亀のようなスピードで支度をする。





起きたらガウンを羽織る。

最近のお気に入りのガウンはド派手な水色のペイズリー柄のものを。

食料が何もない時はガウンのまま近所のパン屋に買いに行くと

レジのおばあちゃんにいつもガウンのことで絡まれる。

ここ数シーズン、ガウンは出してるのは

大好きなChilly Gonzalesのユニフォームでもあり

徘徊用のアウターとしてはガウンは完璧なアイテムだと思っている。

こんな狂ってるおじさんいないよ。








いつも近所のパン屋ではウインナーパンを買う。

この歳になってウインナーパンの魅力を気づかせてくれたと言っても過言ではない。

今まで子どもが食べる食べ物だと思ってたけど、

あれは子どもが食べる食べ物だった。

近所のパン屋はデニッシュ生地にシャウエッセン風のウインナーで

仕上げにケチャップがかかっている。

このケチャップがあるかないかがポイントで、

色々なパン屋のウインナーパンを試したが

おしゃれなところは大体ケチャップがない。

生地もハードめでウインナーを殺しにかかっている。

町のパン屋はソフトめの生地でケチャップで仕上げている。

どの業界でもおしゃれにしたら本質から少し遠ざかってしまいがちなのかい。

(高級ソーセージじゃないんだからケチャップいるでしょ)

こんな些細な感覚に気づけた自分はもう人生を得してると

思わせるレベルにケチャップで仕上げたウインナーパンが好き。

因みに基本はハードめのパンが好きなんだけど、

アトリエ周辺の美味しいパン屋は有閑マダム達が行列をなして

競争に中々勝てない。

パンもsupremeみたいに並んでて本当に世の中どうしちゃったんだい。






今月はサンプルがいくつか上がってきている。

シンプルなものが長く愛せるものだとは限らないし、

着やすいから優しいとは限らない。

でもどうしてもついつい着てしまう服ってある。

その人の精神にフィットしていて安心するからか

はたまた心躍るからか。

そんなことを悶々と考えながら服と話し合ってみる日々。

でもちょっと距離を置いて俯瞰すると

小さく考えてるのが馬鹿らしくもあり

何て幸せなんだと思ってしまう。

考え事は宇宙から見たら大体大したことない。

つまりウインナーパンのケチャップも大したことないみたい。





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2020年12月28日月曜日

堅気の世界じゃない

メリークリスマスも過ぎて年末。

今年は自分でプレゼントを買いました。

(何だかんだ毎年買ってます。)

鼻ピとバタフライチェアを購入。

今日午前中届いて早速組み立て始めたら

難し過ぎて、あとちょっとのところでぐちゃ〜

何だかんだで3時間経過してて、

気づいたら打ち合わせの時間を過ぎてました。

相手から連絡がきて、思わず

「椅子が、、」と言ってしまった自分が恥ずかしい。

バタバタと準備して思わず年末感を感じる。







まず構造からして一人で組み立てれる代物ではなかった。

一人暮らしの人が手を出すものじゃなかった。

誰もそんなこと教えてくれなかったっす。

私が店員やECサイト担当なら強調して

「※一人じゃできません!!!」って注意喚起するくらい。

3時間かかって正解が掴めず。。

とりあえずまだ届いた時と同じ棒の状態なんですが

明日もこの無謀な戦いに挑まなければと思うだけ辛い。





(無力感を感じ諦めた)





ところで今年もブログを読んで頂き有難うございます。

ブログの良いところって一方通行なところよね。

いいね!ボタンもコメント欄もないから(私のブログは削除した)

リアクション気にせず書きたいことだけを書ける。

もちろん不特定多数の人が読んでるという前提で、

読んで不愉快にならないようには気をつけてるのはあるけど

基本的には飲んで気持ち良くなって暇だし〜

友達に言うようなネタでもないからここにメモ代わりにダラダラと〜

書いてて落とし所なくて途中でやめたり〜

文書のノリが悪い時は人生を振り返ったり〜

とこんな感じで適当に書いてる。

そんな文章に対して、会う人会う人に「ブログ読んでますよ〜」

って言ってもらえて嬉し恥ずかし雨あられ。

それに比べて春樹(村上)はすごいよ。

毎日4時に起きて原稿用紙10枚書いて走る。

筆が乗る日も乗らない日も毎日絶対書ききるとのこと。

仕事だからやり切るって感覚なのかしら。

コラムの仕事あったら私も4時に起きて書くのかな。

いや4時まで飲んで書く気がする。

春樹は責任感すごそうだもんね。

人間は責任が伴って習慣化したら行動が変わるからマジリスペクト。






昔イタリアの南部のヴィチェンツァという小さな街に住んでいる

知人を訪ねていたらカルロスカルパの墓地までドライブしようとなる。

イタリアなのに古いロンドンキャブで走るのはとても目立ち

すれ違う人々が親指を立ててグゥ〜!っと合図してくる。

知らない道の景色、乾燥した暑い日差し、イタリア語のラジオを聴きながら

もう拉致されてる感覚で人生がどうでもよくなる時期だった。

知人(おじさん)がそんな私に突然質問してきた。

「責任ってなんだと思う?」

「・・・。」

当時の私には人生で一番難しい質問のように感じた。

いくつか回答したけど納得してはもらえず、

心の片隅にもどかしさがずっと残っていた。







仕事をすると責任って言葉をよく耳にするようになる。

責任って何だよ〜

言葉で言う何だか簡易で所在のない感じが歯痒い。

どちらかというと無責任代表みたいな感じで生きてきたから

責任って言葉が眩し過ぎて考える度に吐き気がした。(今はしないよん)

やればやるほどその言葉は何ですか?からもしかしてこれか。。

みたいな考えになる。それは

「最後に尻拭いできます?」

という堅気の世界じゃないような一言に尽きるっす。






一緒に最後まで飲んでくれる人って責任感あっていい奴だな〜って思う師走。

今年は音楽に本当に救われた年だった。

誰かもこの曲で救われたらいいなと思う。














来年も日光浴びて生きたいxxx




2020年12月16日水曜日

家なき子



朝起きた時に、その人らしい朝を愛せれば
自分の人生を肯定できると聞いたので
朝7時くらいに焼肉をして寝て起きたら
びっくりするくらい胃もたれして、全く人生を肯定できずに
1日を無駄に過ごす日々を頑張って愛してる日々。
 
 
 
 

 
 
最近はちょっと前の私だったらやらなかった
少し面倒で避けてきたことや、やるやる詐欺の年末調整している。
パソコンの動きが悪く色々不具合がすごかったので
アシスタントの子に見てもらうと4年アップデートしておらず
しくしくとアップデートをしたり、
週4日でお鮨屋行ってみたり(お鮨が嫌いになった)、
サーフィン用のウェットスーツを買ったり(今まで友達が用意してくれた)
と思い立ったら即行動し、はまったらそればっかり集中してしまう。
だらしなさと欲の狭間で生きるってすごい大変。
 
 
 
 
 
ここで気づかされる。
これブランドをするにあたって
大切にしてたコンセプト(概念)に沿ってるじゃないの。
以前も書いた、ファッションやるにあたってどんな人に
着て欲しいってすごい大切な部分。
私のブランドは女性特有の気分や逞しさ、だらしなさといった
日々の生活に転がっている感情を汲み取って
服を通してその人らしさの確立をお手伝いするなんだけど、
自分が一番お手伝いされるべきだと気づかされる。




 
必要にならないと人って渇望しないから
現実の中で必要性を考えてアイディアと着地点を行ったりきたりしながら
次のコレクションは作っている。
そんなことを考えていたら隣の知らないおば様が
「安達祐実になりたい。。」とボソっと言っているのが聞こえ
胸が熱くなり泣きそうだった。








生きてる感覚がすごいぞ12月。







2020年11月29日日曜日

7年前、イタリアのヴェネツィアで潮風香るレストランの

ロブスターのパスタ(一人前)を頼んだら80ユーロとられて、

あぁこれがヴェネツィアかと感じながらとぼとぼと街を徘徊していた。

お祭りがやっているかのように人の賑わっている方向に行くと

ビエンナーレ(国際芸術展示会)の入り口に辿り着いた。

当時ビエンナーレって何ですか?みたいな感じの私は

とりあえず時間だけはたっぷりあったのでチケットを購入し入場した。





広大な会場に各国の代表の作品が展示されていて

美術が分からなくても興味が湧くような設定や展示方法で

1日じゃ足りず2日行って舐め回すように見ていた。

個人的にはポーランドブースが印象的だった。

室内に巨大なスピーカーを設置して

鉄の鐘を鳴らすという作品。

Konrad Smolenskiっていうアーティストで音と身体のプロジェクトは

日本でまだやったことなさそうなんで誰か呼んでくれないかしら。

鐘が動く空気の振動の音量を受けて頭蓋骨に響き、終始放心状態に。







当時の私はたくさんの作品があり過ぎて情報処理能力が足りず

もう自分が興味をもったアーティストの空間だけ時間を掛けてました。

その中で時間がなくなって、早歩きで巡回している時に

何だこれ、、超かっこいい、、どういうこと、、

っていう作品があった。

写真だけ撮って記憶の片隅に眠らせること7年。





金沢の21世紀美術館の企画展のサイトを見たらなんと

そのアーティストが2人展示すると!

オランダ出身のマーク・マンダースと、

もう一人はベルギー出身のミヒャエル・ボレマンス

どちらも今までのリサーチやポートフォリオで自然に触れてて

もう一人で勝手にテンションあがる。

「ダブル・サイレンス」というテーマのもと展示されていた作品は

二人の相性と空間の相性の相乗効果で

イタリアで観たときよりも更に強く、ネットで調べたより更に迫力があり

久しぶりめちゃくちゃいい展示だなと感動した。

2月末までなのでタイミングをみて是非。




※写真NGだったので画像は拝借。





そのあとぷらっと金沢の街を歩き

夜は全国からジャズ好きが集まるという「穆然」というミュージックバーへ。

始めはスピーカーから遠いテーブル席に案内されて

大人しくお酒を飲んでて、カウンターで人がいなくなった後に

オーナーに「あの席に座って良いですか?(音が一番良い席)」

と聞いたらいいと言ってくれたので喜んで座る。

因みに熊の置物がある席が良い席と教わってきた。

あれ、思ったより普通かも。。と内心思ったいたら

「今はCDの曲かけてるんだけど、次レコードにするから

ちょっと待ってね。あとあなたどこから来たの?」

と聞かれたので、教えてもらった人のことを伝えると

その人が穆然のスピーカーで試したいと言って持ってきた

art pepperのレコードの曲をを流してくれた。

次の瞬間、瞳孔がマックス開いて全身鳥肌が立った。

JBLの巨大なスピーカーから身体を刺さるような音に包まれ

もう笑いが止まらなかった。

友達をほったらかして真剣に聴いていたら

次はシンガーソングバージョンも聴かせてくれた。

そしてリクエストを聞かれたのでKieth Jarrettをリクエストしたら

熊の置物に因んで「サンベア・コンサート」のアルバムを出してくれた。




もうそこからはほとんど記憶がない。

飲み過ぎたからじゃなくて、音が良過ぎた、本当それだけで

涙が全然止まらなくて、ただただ泣いてしまった。

1曲が45分くらいの長いピアノソロは

滝行をし続けたように放心状態になり、一瞬だけ煩悩の世界に行ってしまった。

隣を見ると友達が座って同じように号泣してて思わず

泣くの早いわよ〜と泣きながらつっこむ。

オーナーの奥さんはずっとカウンターでずっとうんうんと頷きながら

見守ってくれて、気付いたら閉店を1時間半もオーバしていた。

帰りに人生は修羅の道だから一歩間違えて道を踏み外すと

大変な事になる、知感を持って生きよと誰かが言っていたのを思い出す。






他にも金沢の良い所たくさん教えてもらって、

民度が高い土地だなと感じた。

人生で一番音楽と向き合ってる。

誰かとめてちょうだい。

(次はファッションの話したい)



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2020年11月20日金曜日

証明


忘れそうなので心のメモを。





大学時代、友人で唯一のギャルがいた。

同じ歳で、サークルが一緒で、煙草を吸っていた。

本当それだけの共通点で仲良くなった。

服装めちゃギャルだし(当時の私はグランジモード系)、聴く音楽の話合わないし、

よくしゃべるし、楽器できないし、名前難しいしみたいな。

関わらない方法なんてたくさんあった気がするけど

何か言葉にできない居心地の良さがあって、

結局そのギャルも含め4人、大学卒業をしても定期的に飲む仲になった。

バンドも組んだし、皆で旅行したし、突然家に泊まりにきてた。

同じくらい演奏下手でいつもお互いニヤニヤしながら演奏してた。

学生時代の友人と大人になってからの友人てちょっと違う気がする。

社会にでると環境が変わってしまうからか、

大人になると合わない人とは無理しないからかもしれない。

今はギャルと自然に友人になれるかと聞かれると自信がない。笑

そんなこんなで卒業してからも年に一、二回集まって飲んでいた。

ギャルの結婚式にも行った。

披露宴の最中にコビーバンドした曲が流れた時は、何か胸が熱くなって

友人同士で笑いと涙が溢れた。

ギャルということもあってスタイルが良くて、とても綺麗な花嫁姿だった。

結婚式が終わり半年くらいたって、皆で会おうってなった。

けど体調が悪くて会えないと言われ、少し日をおいて誘うと、

入院することになり、見舞いに行くよ言ったら、大丈夫だよとなり、

そのまま会う事なく原因不明で急に亡くなってしまった。






友人たちと毎年お墓参りをしている。

お参りする日はいつも、澄み切った雲一つない秋晴れで

今年も気持ちのよい日だった。

道中は一緒に弾いた音楽とか聴く。

お墓を掃除して、お花を供えて、マルボーロのメンソールの煙草を供えたけど

両親が見たら悲しむのを想像して回収し、皆で合掌をした。

いつもより長かった気がした。

報告や聞いて欲しいことが増えたのかもしれない。

友人は辛い時があったらギャルを思い出すと言っていた。

一方私は、5年たったけど正直言うと会えないのが続いているだけの感覚で

なんだか付き合い悪いやつになったなと思ってしまう。(ごめん)

一本だけお墓の喫煙所でメンソール吸ったけど不味かった。

こんな不味い味を吸っていたのかと笑ってしまう。






亡くなった日にいつものミュージックバーに行った。

しばらくしたらキースジャレットの "I love you porgy”が流れてきた。

静かな一人の時間にいきなりギャルの思い出が溢れてきて頭が真っ白になり、

涙が一粒でもこぼれたらそのままぐちゃぐちゃになりそうだった。

後ろから優しく抱きしめられてるような曲は

会えないことの事実の証明みたいだった。








この動画観たら感情がピアノに乗り過ぎてやばいね。

11月の高い空を見上げる度にギャルのことを思い出す。

また一緒に中庭でしょうもない話をしながら煙草吸いたいと

できないことを思ってしまう。







2020年11月12日木曜日

ストロングスタイル

アトリエを引越した。

厳密にいうと強制退去に近いですが。

そんなんで、いつも行っているアトリエ周辺の大好きなお店巡りをして

最後に以前紹介したことがあるジェイクックにもお邪魔した。

大好きなあっちゃんのカフェは好きな友人達と何度コーヒーを飲んだことか。

最後は今までに食わず嫌いだったうなぎ山椒ピラフを悶絶しながら食べ、

コーヒーを壁に向かって飲んでいて気づいた事を徒然と。







マイルスデイビス、ゴッホ、セザンヌのポスターが貼っている。

(今まで世界地図と海老を並べたポスターだけしか目に入らなかった)



机が全部曲がっている。

(歴史を感じる弛み具合)



犬のケーキを頼むと選ばせてくれる。

(そんな可愛いことができないので一回も頼んだ事がない)



テラス席にいると時間を忘れる。

(ここは精神と時の部屋のようで考え事はここでする)



トイレの張り紙たちが語りかけてくる。

(行った展示とか映画の情報が貼られてて、とにかく歴史がすごい。

私的にスティーグリッツのポスターが考え深くて毎回トイレで泣きそうになる)




コーヒーが美味しい。

(しかも350円。時代が変わってもコーヒーの値段を変えないストロングスタイル)




奥の部屋はシリアスな話向き。

(大体悪い話をする時は暗い部屋を使い気分を演出する)




あっちゃんに怒られたい。

(神宮前の母だと思っている。もう怒られに行ってます)




といった素敵なカフェにお世話になる。

あんないけてる空間を今の時代に維持できるなんて、

相当のアティチュードがないとできない技かと。

好きな人と別れるより好きな場所と離れる方が辛いって伝えたら

「それはまだ本当に好きな人とであってないのね。」と言われた。

最後まで説教してくれて有難うあっちゃん。




そして鬼のような引越作業を終えた。

辛過ぎて割愛するけど、引越って本当嫌い。

アトリエの床を自分たちでモルタル施行したの覚えてます?

ずっといる空間に妥協できないからノリで施行した可愛い床とのお別れは

びっくりするほど何も感じないままさよならした。

新しいアトリエの床のカーペットもすごく嫌だったのでモルタル施行した。

もちろん次はプロにお願いしたらめちゃくちゃ綺麗でしかも1日で終ってた。

プロはすごいよ。





ということで新しいアトリエは快適マックス。

近くに成城石井があるんだけど、もうコンビニ感覚の乱用っぷりで、

石井で満たされる自分がいつまでもつか心配。

この街にジェイクックのようなストロングスタイルのカフェを

探しているけど中々ないよね。

お店にもお客を選ぶ権利があるのよと

あっちゃんが言ってたのが印象的だった。




最近一番嬉しかったのは、シェアしてる人が

キース・ジャレットのケルンコンサートバージョンを知っていたことっす。







綺麗過ぎてお酒があったら泣いちゃいそう。

これを聴きながら仕事してるふりしてる。

朝、爆音で聴くのもお勧めっす。

アトリエの近くまで来たら遊びに来てね。

成城石井で盛大にもてなします。




WEB SHOP






https://kotona.official.ec/











それでいいのだと言いたい

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